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世界遺産

世界遺産

まとまった休みが取れると、「いつも旅行に出かけている」という方も多いと思います。国内旅行を楽しんでいる方もいれば、海外旅行を楽しんでいる方もいるでしょう。旅行というのは、非日常的な環境となりますから、普段の生活では得ることの出来ない考え方や気持ちなどになることもありますよね。「旅行に行くと、新しい自分を発見することが出来る」と感じている方もいれば、「旅行に行くことで、仕事の活力を取り入れている」という方もいるでしょう。 そんな旅行好きの方の中には、「旅行に行く際には、世界遺産がある場所を選んでいる」という方もいると思います。世界遺産は、数多く登録されていますから、「一度は、観てみたい」と思っている方、多いのではないでしょうか。

世界遺産は、歴史があり、とても考え深いものとなっていますから、「世界遺産めぐりをして、旅行を楽しんでいる」という方も多いと思います。世界遺産は、当然世界中にありますが、私たちが暮らす日本にも、数多くの世界遺産が登録されています。「世界遺産は見てみたいけれど、なかなか海外旅行が出来ない」という方は、日本にある世界遺産を巡るのもおすすめですよ。世界遺産には、文化遺産と呼ばれているものもあれば、自然遺産と呼ばれているものもあり、それぞれの興味のある世界遺産を選ぶことも出来ます。「自然を満喫したい」と考えている方であれば、自然遺産などを訪れると良いですよ。普段の生活では、絶対に味わうことの出来ない世界が広がっていますから、「旅行をして良かった」「ここにきて、実際に見て良かった」と感じるはず。これぞ、旅行の醍醐味でもありますよね。

これから、旅行を計画している方、長い休みがある方は、この機会に世界遺産を訪れてみませんか。世界遺産であれば、他の旅行先では味わうことの出来ない楽しみ方が出来るはずですよ。特に、一度も世界遺産に訪れたことがない方は、まずは日本にある世界遺産からめぐってみてはいかがでしょうか。

世界遺産の基礎

世界遺産とは

「旅行の予定があるから、せっかくだから世界遺産を観てみたい」と考えている方もいると思います。世界遺産は、世界各国にありますから、「この世界遺産を、観てみたい」と興味のある世界遺産がある方もいると思います。しかし、「世界遺産とは、どういったものなのだろう?」と思っている方もいるのではないでしょうか。世界遺産に登録されたということは、すごいことであることは理解出来ても、どういったものなのか理解出来てない方も多いと思います。 では、そもそも世界遺産とはどういったものなのか、ご紹介しましょう。まず、世界遺産は文化遺産と自然遺産、複合遺産の3種類があります。そして、どの世界遺産も文明や文化において、優れた価値があることが必要。また、今後引き継ぐ宝物としての値があるかが評価されることになります。世界遺産に登録された場合には、私たちが宝物として共に協力し、世界遺産を守っていくことが必要となります。日本では、世界遺産というと平泉や小笠原諸島などが有名ですよね。世界遺産の登録は、国連教育科学文化機構、通称ユネスコにより審査されることになります。世界遺産と呼ばれているものは、このユネスコでの世界遺産条約に従い、登録することで認められるものとなります。 このように、世界遺産には3種類に分かれており、それぞれユネスコの世界遺産委員会により審査が行われ、登録されることになります。世界遺産となった場合には、私たち一人一人が維持するために協力していくことも必要となります。

世界遺産登録について

地域での活動をしている方の中には、「うちの地域も、世界遺産に選ばれないだろうか?」と思っている方もいると思います。世界遺産となれば、当然観光客なども増えてきますから、地方にとってはとても大きな収入に繋がりますよね。 では、世界遺産登録について、ご紹介しましょう。まず、世界遺産となるためには、ユネスコの世界遺産委員会により審査を行っていくことになりますが、その前に国際記念物会議、通称イコモスにより勧告を受けることで、世界遺産として登録されるケースがほとんど。現在、世界遺産として登録されている場所は、ほとんどイコモスの登録勧告を受けている遺産となっています。ということは、世界遺産に登録されるためには、イコモスの判断が大きく影響してくるということになります。もちろん、イコモスの登録勧告を受けたからと言って、すぐに世界遺産として登録されるわけではありません。その後、ユネスコの世界遺産委員会により審査が行われることになりますから、世界遺産登録されるまでには、かなりの時間がかかることになります。「うちの地域も世界遺産としての登録を目指したい」と考えている地域の方もいると思いますが、まずはイコモスからの登録勧告を受けられるためにも、普段から遺産を大切に守っていくことが必要となるでしょう。地域での管理も欠かせなくなりそうですよね。 このように、世界遺産登録となるまでには、かなりの時間がかかることになります。

世界遺産条約とは

旅行の際、世界遺産を巡った経験がある方もいると思います。いくつかの世界遺産を観てきている方は分かると思いますが、世界遺産の周りはとても綺麗に管理されていますよね。ゴミなども落ちていませんし、地域の方も徹底的な管理に取り組んでいます。世界遺産に登録されるということは、地域にとっては嬉しいことではありますが、それだけ管理に力を入れる必要があるということ。 では、世界遺産に登録された際に結ぶ世界遺産条約について、ご紹介しましょう。みなさんは、世界遺産条約というのはご存知でしょうか。世界遺産は、ユネスコにより登録されることになりますが、登録後はユネスコ所管の国際条約により、登録された世界遺産を永久に保護していくという目的の条約を結ぶことになります。この世界遺産条約は、1975年に発効された条約となっており、世界の文化遺産および、自然遺産の保護に関する条約というのが正式名称となっています。ということは、世界遺産に登録された場合には、これらの条約に基づき、しっかりとした管理体制の元、世界遺産を保護していくことが必要ということ。「観光客が来るようになったから、街も活気が出てくるだろう」と思っている方も多いと思いますが、その分様々なトラブルが発生しますから、それらのトラブルにもその都度対応し、世界遺産をしっかりと保護していくことが必要となります。 このように、世界遺産に登録された際には、世界遺産条約に基づき遺産の保護を行っていくことが求められます。

世界遺産の登録数

「いつかは、世界中の世界遺産を巡ってみたい」と考えている方もいると思います。世界には、日本にはない様な遺産も多くありますから、「自分の目で、観てみたい」と思っている方も多いでしょう。世界遺産というと、様々な遺産が思いつくと思いますが、実際にはどのくらいの世界遺産があるのか、ご存知でしょうか。「たくさんあるんだろうけど、数は想像もつかない」という方、多いのではないでしょうか。 では、世界遺産の登録数について、ご紹介しましょう。世界遺産は、年々登録数を増やしていますが、2014年の段階では対象国となっているのは161ヶ国。これだけでも、すごい数ですよね。そして、実際に世界遺産として登録されているのは、なんと1,007件もあるんですよ。「そんなに、世界遺産があるの?」と驚かれる方もいるかもしれませんね。世界遺産の数が多いのは、イタリア、中国、スペインとなっています。一番多いイタリアでは、文化遺産が46箇所、自然遺産が4箇所となっており、合計50箇所もの世界遺産登録が行われています。「一度に、いくつもの世界遺産を観たい」と考えている方は、イタリアから巡って見ると良いかもしれませんね。ちなみに、日本は、文化遺産は14箇所、自然遺産は4箇所となっており、合計18カ所の世界遺産が登録されています。 このように、世界遺産は世界各国に数多く登録されています。世界遺産を観たいと考えている方は、どの国にどのくらいの世界遺産があるのかもチェックしておくと、観光もしやすくなりますよ。

世界遺産加入後のメリット

「世界遺産に登録されると、良いことはあるのだろうか?」と思っている方もいると思います。「確かに、観光客などは増えるだろうけれど、その分管理が大変になるのでは?」と思っている方も多いでしょう。 では、世界遺産加入後のメリットについて、ご紹介しましょう。世界遺産に登録されると、そのニュースが流れた途端に観光客が増えますよね。「誰よりも早く、世界遺産を観たい」という方が多いということではないでしょうか。世界遺産に選ばれると、その遺産はしっかりと管理し、保護していくことが必要となります。しかし、保護や管理というのは費用がかかりますよね。遺産の大きさなどによっては、「かなりの費用がかかる」というところもあるでしょう。実は、世界遺産に登録され、世界遺産条約に加入した後には、遺産の保護を目的として、ユネスコから援助を受けることが出来るんですよ。ということは、建物などの遺産の場合には、それらを維持するための工事費用などもかかりますから、ユネスコからの援助によりカバーすることが出来るというメリットがあるということ。しかし、自国の世界遺産リストに登録することが義務図蹴られているというデメリットもあります。このように、世界遺産に登録され、世界遺産条約に加入した際には、メリットもありますし、デメリットも存在していることになります。世界遺産を訪れる際には、観光客となる私たちも遺産を保護することを頭に入れながらめぐることが必要となるでしょう。

文化遺産とは

「世界遺産には、様々な種類があるけれど、どういった違いがあるのだろう?」と思っている方もいると思います。 では、世界遺産の種類のひとつ、文化遺産とはどういった遺産となっているのか、ご紹介しましょう。まず、文化遺産とは、遺跡や建築物などが登録されることになり、優れた普遍的価値を持っていることが条件となっています。登録基準としては、私たち人類の創造的天才としての価値があるもの。建築物だけではなく、街並みの計画や景観のデザインなどの発展、技術力、人類の価値として重要なものと判断されたもの。文化の証拠となるもの。回復が難しいと思われるものなどが選ばれることになります。「文化遺産として選ばれるのは、決まった定義はあるのだろうか?」と思っている方もいると思いますが、文化遺産に登録されるためには、特に定義などはありません。しかし、中には歴史館や人種、宗教などの違いにより、政治問題に発展する可能性があると判断された場合には、登録されるケースは少なくなります。日本では、原爆ドームが世界遺産として登録されていますが、その際にはアメリカ合衆国や中華人民共和国などから登録賛成を得られなかったという過去もあります。 このように、世界遺産の中には文化遺産と呼ばれている遺産があり、建物や遺跡などがこれに当たります。「古い建物が好き」という方にとっては、この文化遺産はとても見応えのある遺産となるでしょう。日本にも登録されていますから、機会があればぜひ足を運んでみてくださいね。

自然遺産とは

「旅行に行く際には、自然の多い場所を選んでいる」という方もいると思います。普段、都会で生活をしている方にとっては、「休みくらいは、自然に囲まれて癒されたい」と考えている方もいるでしょう。 では、そんな方にお勧めの世界遺産、自然遺産について、ご紹介しましょう。世界遺産には、様々な種類の遺産がありますが、中には生物や地形、景観などにより、世界遺産として登録されているものもあります。自然遺産として登録されるためには、地球の歴史上、見本として段階を示している様なもの。地形の発達に大きく関係しているものや進行過程、自然地理的特性など。また、海洋生態系や植物群衆などの発達などに、大きく関わっている様な見本となるもの。自然現象や優れた自然地域なども自然遺産として選ばれることになります。「自然遺産と言われると、どういったものが含まれるのだろう?」と思っている方もいると思いますが、日本の場合には屋久島や知床、白神山地、小笠原諸島などが自然遺産として登録されています。こういった自然遺産を聞くと、 「確かに、自然の多い場所だなぁ」と感じる方も多いでしょう。自然遺産は、こういった自然の状態が保たれている場所が選ばれていることになります。 このように、自然遺産は人間の手により作られていない場所が多くなります。日本にも、たくさんの自然遺産がありますから、休みがある方はこういった場所へ旅行に出かけてみるのも良いですよ。もちろん、観光の際にはこれらの自然を壊さない様に強力することが大切となります。

複合遺産とは

世界遺産に興味がある方は、各国の世界遺産を調べている方も多いと思います。本などを見ながら、「いつかは、この世界遺産を自分の目で見てみたい」と考えている方もいるでしょう。世界遺産は、様々な種類がありますから、「それぞれに良さがある」と感じている方もいると思います。しかし、中には「複合遺産とは、どういったものなのだろう?」と思っている方も多いのではないでしょうか。複合と言われると、「どういった遺産なの?」と不思議に思いますよね。 では、複合遺産とは、どういった遺産のことを指しているのか、ご紹介しましょう。まず、複合遺産とは文化遺産、自然遺産の両方を兼ね備えている遺産のことを指します。ということは、建物など歴史あるものでありながら、その環境は自然も兼ね備えていることが必要となります。「どういった世界遺産が、複合遺産に当たるの?」と思われる方も多いと思いますが、例えばオーストラリアのタスマニア原生地域。そして、今人気のペルーの空中庭園と呼ばれているマチュピチュ、トルコのカッパドキアの岩石遺跡群などが複合遺産となります。こうして具体的に場所を言われると、「確かに、両方を兼ね備えている」と納得出来る方、多いのではないでしょうか。 このように、世界遺産には文化と自然の両方を兼ね備えている複合遺産というものもあります。複合遺産の場合には、その場所に立った時から遺産に触れていることになりますから、また違った感覚を味わうことが出来るでしょう。

危機遺産とは

旅行をしていると、その土地土地の環境を楽しむことが出来ますから、普段の生活から離れた楽しみ方が出来ますよね。その中でも、世界遺産を巡る際には「不思議な気持ちになる」という方も多いのではないでしょうか。実は、世界遺産の中には、様々な事情により危機遺産となっているものもあります。 では、この危機遺産とはどういった遺産のことを言うのか、ご紹介しましょう。危機遺産とは、今後今の状態のまま残すことが難しいと思われる遺産のことを指しています。世界遺産の中には、自然遺産や文化遺産、複合遺産などがありますが、これらの認定とは別に、それぞれの遺産の状況によりこの危機遺産として認定されていることになります。「どういった理由から、危機遺産になっているのだろう?」と思われる方もいると思いますが、例えば自然現象によるもの。最近では、地震も多いですし、雨や風などが強い日もありますよね。こういった自然現象により、保護が難しくなっているものもあります。また、人災により危機遺産となっているものもあります。戦争、紛争、管理者の不在、人口増加、環境汚染など様々な理由により、保護が難しくなっているところもあります。 このように、世界遺産として登録されている遺産の中には、危機遺産として認定されているものもあります。こういった遺産の場合には、今後今の状態で見られなくなってしまうものもあるでしょうから、早めに観光などに行くと良いかもしれませんね。

ユネスコの役割

「世界遺産に登録されるためには、ユネスコでの判断が必要だけれど、ユネスコってそもそもどういったことを行っているところなのだろう?」と思っている方もいると思います。確かに、ユネスコは私たちの生活には直接関わることがありませんから、どういった機関なのか分からない方もいるでしょう。 では、ユネスコにはどういった役割があるのか、ご紹介しましょう。ユネスコは、1945年に設立されており、国際連合教育科学文化機構という正式名所となっています。教育や科学、文化の発展などを推進していくことが主な目的の機関となっています。ユネスコの本部は、フランスのパリに存在します。そのため、世界遺産に関する会議などを行う場合には、パリで行われることが多くなります。ユネスコの目的に関心を示している国は多く、188ヶ国が加盟国となっています。これだけ多くの国が加盟しているということは、それだけユネスコの役割に期待している国が多いということでしょう。日本は、1951年に加盟しています。アメリカは、実は1984年に一度脱退を行っています。しかし、2002年には再度復帰を行っており、今ではユネスコの加盟国となっています。 このように、ユネスコは国債連合の専門機関となっており、多くの国が加盟をしている重要な機関となっています。ユネスコの活動により、様々な文化や歴史などに興味を持ち、教育や科学、文化に携わる子供たちが増えてくると、更に世界遺産の保護も期待出来そうですね。

人気の世界遺産

アンコール遺産群について

「世界の様々な世界遺跡を観てみたい」と考えている方もいると思います。しかし、はじめて世界遺産を巡る際には、「どこを選んだら良いのだろう?」と迷われる方も多いのではないでしょうか。 では、人気の高い世界遺産のひとつ、アンコール遺跡群について、ご紹介しましょう。アンコール遺跡群は、カンボジアにある世界遺産。アンコール遺跡群は、深い森の中に存在し、大きな意思で出来た寺院があります。アンコール遺跡群は、9世紀はじめから、15世紀前半に栄えていたクメール王国。アンコール王朝が残した遺跡として、人気の高い観光地ともなっています。実は、アンコール遺跡群は一度廃墟の状態となっていたんですよ。しかし、100年ころ前から保存修復が行われ、現在の様な美しい姿を現しています。アンコールには、60箇所前後の遺跡があり、様々な遺跡を巡ることが出来ます。「遺跡に興味がある」「その当時の雰囲気を味わいたい」と考えている方にとっては、とても興味深い世界遺産となるでしょう。現在も、アンコール遺跡群は様々な世界の救助チームにより、保存修復活動を行っていますから、修復作業などを見られることもあるでしょう。 「世界遺産をみたいけれど、どこの遺産が良いのか選べない」という方は、人気の高いアンコール遺跡群から巡ってみてはいかがでしょうか。アンコール遺跡郡であれば、一つの遺跡だけではなく、いくつもの遺跡を見ることが出来ますから、きっと満足出来る観光になるはずですよ。

マチュ・ピチュについて

「世界遺産を観たい」と考えている方の中には、最近日本でも人気のマチュ・ピチュに興味がある方も多いのではないでしょうか。日本では、空間都市としても様々な番組で取り上げられていますから、「行ってみたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。 では、人気の高い世界遺産のひとつ、マチュ・ピチュについて、ご紹介しましょう。マチュ・ピチュは、ペルーにある世界遺産。1983年に世界遺産として登録されています。南米アンデスの山中に突然現れるマチュ・ピチュは、とても神秘的なもの。石組みの建造物がいくつも立てられており、異空間を味わうことが出来ます。マチュ・ピチュを訪れた人は、「どうして、こんな高いところに街をつくったのだろう?」「どうやって、この町を作ったのだろう?」と不思議な気持ちになるでしょう。山の下からは、決して街があるなんて想像もつかないですから、実際に足を運んだ方にしかわからない神秘的な景色を楽しむことが出来るでしょう。ちなみに、マチュ・ピチュという名前は、マチュは古いという意味で、ピチュは峰という意味合いがあります。 マチュ・ピチュを訪れるためには、インカトレッキングを行うか、列車を利用することになります。列車を利用する場合には、営業時間、チケットの手配が必要となりますから、これらも準備した上で向かう必要があります。クスコからは、ツアーなども行っていますから、こういったツアーを利用するのもおすすめですよ。

グランド・キャニオン国立公園について

海外旅行に行く際には、「出来れば、大自然を堪能したい」と考えている方もいると思います。大自然を目の前にすると、今までの自分の悩みなども小さく感じますから、仕事などで行き詰まっている時には、とても影響を受けますよね。 では、そんな方におすすめの世界遺産、グランド・キャニオン国立公園をご紹介しましょう。グランド・キャニオン国立公園は、公園全体がアリゾナ州の北部に存在しており、雄大な自然を堪能することが出来ます。雄大な渓谷は、圧倒されますよ。1919年には、国立公園に指定されており、この公園の中には野鳥や哺乳動物、爬虫類、両生類など、数多くの生き物を見ることも出来ます。年間、500万人もの人が来ると言いますから、人気が高い世界遺産ということが分かりますよね。渓谷は、600mの高低差があるため、迫力は抜群。自然に出来た渓谷は、自然の偉大さを実感することが出来るでしょう。更に、グランド・キャニオンは、3000万年ほどのうち、1500万年程度で形成されているといいますから、その圧倒的な自然世界に驚くでしょう。グランド・キャニオン国立公園の見どころとしては、ウォッチタワーやデザートビュー、イーストリム、ブライトエンジェル・トレイル、ヤババイ博物館など。見どころがたくさんあるのも、グランド・キャニオン国立公園の人気の秘密といえるでしょう。 「自然を堪能したい」と考えている方にとっては、グランド・キャニオン国立公園はとても満足出来る自然遺産となるはずですよ。

ヴェネツィアについて

旅行をする際には、「街並みも楽しみたい」と考えている方が多いと思います。特に、女性の場合には、その街並みを楽しみながら、ショッピングをしたいと考えている方もいるでしょう。 では、街並みも思う存分楽しめる人気の世界遺産のひとつ、ヴェネツィアについて、ご紹介しましょう。ヴェネツィアは5世紀に築かれた街となっており、118の小島から成り立っている場所となります。10世紀になると、海運共和国として貿易が盛んとなり、栄えた街となっています。ヴェネツィアは、全てが世界遺産とも言え美しい街。サン・マルコ大聖堂や運河沿い、街並みに立っている小さな建物など、全てが絵画の様に神秘的。サン・マルコ大聖堂は、常に観光客がいますから、出来ればツアーに参加することがおすすめ。ツアーを利用すれば、専用入口から利用することが出来ますから、長蛇の列に並ぶ必要がなくなりますよ。ヴェネツィアでは、車は入口までしか入ることが出来ませんから、観光の際には船や歩きで観光していくことになります。小道なども多いですから、迷子にならない様に周ることも大切となるでしょう。また、ヴェネツィアといえばガラス工房も有名ですよね。ツアーには、こういったガラス工房などを見学できるものもありますから、ツアーに参加するのも楽しいですよ。更に、水の都ヴェネツィアですから、ゴンドラに乗るのもおすすめ。音楽を楽しみながら運河をめぐるツアーは現実を忘れさせてくれますよ。

ぺトラについて

「遺跡巡りをしたい」と考えている方の中には、「ぺトラ遺跡に興味がある」という方も多いのではないでしょうか。世界遺産の中でも、ぺトラ遺跡はとても人気がありますから、「いつかは、行ってみたい」と考えている方も多いと思います。 では、人気の世界遺産のひとつ、ぺトラ遺産について、ご紹介しましょう。ぺトラ遺跡は、1985年に世界遺産として登録されました。19世紀になり、発見された遺跡となっており、それまではベドウィン人だけが知っている秘密の場所でもありました。ぺトラ遺産は、ヨルダン観光の際に足を運べる世界遺産。紀元前1世紀尾から紀元1世紀の頃、作られた遺跡となっています。この時代というと、新約聖書の時代となりますから、かなり歴史のある遺跡ということが分かりますよね。これだけ古い遺跡が残っているというのは、なんだか考え深いですよね。ぺトラ遺跡を観光する際には、ヨルダンから高速バスを利用して3時間程度で行くことが出来ます。ぺトラ遺跡のすごさは、やはり歴史の古い遺跡ということ、そして壮大な遺跡ということ。「バスで、そんなに時間がかかるんだ」と思われる方も多いと思いますが、ぺトラ遺跡を見ると、「これだけ時間をかけても、観に行く価値がある」と感じる方が多いでしょう。 「遺跡を見て、歴史を感じてみたい」と考えている方にとっては、ぺトラ遺跡はきっと感動する遺跡となるはずですよ。移動時間はかなりかかりますが、それだけの価値がある遺跡といえるでしょう。

カナディアン・ロッキー山脈自然公園郡について

海外旅行をする際には、「思い切り、日常生活を忘れさせてくれる場所が良い」と考えている方もいると思います。そんな方は、自然を満喫したいと考えている方、多いのではないでしょうか。 では、自然が十分満喫出来る人気の世界遺産のひとつ、カナディアン・ロッキー山脈自然公園郡をご紹介しましょう。カナディアン・ロッキー山脈自然公園郡は、カナダにある人気の観光スポット。絶景の自然を楽しむことが出来ますよ。カナディアン・ロッキー山脈自然公園郡であれば、日常生活を忘れて自然を満喫することが出来るでしょう。旅行の際には、写真を撮る方が多いと思いますが、カナディアン・ロッキー山脈自然公園郡では写真の被写体となるものは数えきれません。どの景色を撮っても、まるで絵葉書の様な景色ですから、写真を撮る枚数も増えてくるでしょう。中には、温泉を楽しめる場所もあります。この温泉は、カナディアン・ロッキー山脈群から噴き出るお湯を利用しており、ゆっくりと寛ぐ時間を楽しむことが出来ますよ。体を温めながら、大自然の景色を楽しむことが出来ますから、心身共にリフレッシュすることが出来るでしょう。プールなどもありますから、お子さんがいるご家庭でも楽しむことが出来ますよ。 また、カナディアン・ロッキー山脈自然公園郡は季節によっても楽しみ方が様々。冬には、氷で作られたホテルのなどもありますから、こういった珍しいホテルに滞在するのもおすすめですよ。

日本の人気世界遺産

知床について

「世界遺産を楽しむ際には、まずは日本から巡ってみたい」と考えている方もいると思います。日本にも、いくつもの世界遺産がありますから、「まずは、日本から」と思っている方もいるでしょう。 では、日本にある人気の世界遺産のひとつ、知床をご紹介しましょう。知床は、北海道の東部に位置している場所。知床は、自然が豊かな場所となっており、2005年に自然遺産として世界遺産に登録されています。知床では、季節によって海洋生態系の生き物と陸上生態系の生き物が、相互に関係する珍しい生態系を確認することが出来ます。また、動植物なども、国際的に稀少種といわれている物も多いですから、珍しい植物なども確認することが出来るでしょう。実は、この知床半島は海底火山により作られた島。山のお腹の部分だけが顔を出すような形となっています。知床は、流氷が接岸する場所でもあり、世界でも最南端の流氷接岸なんですよ。川には鮭やマスが泳いでいますし、哺乳類となるヒグマやキツネなども顔を出します。シマフクロウやオジロワシといった、珍しい鳥も見ることが出来るんですよ。知床という名前は、実はアイヌ語から来ています。意味は、地の果てというシリエトクから来ています。 「自然豊かな場所を訪れてみたい」と考えている方にとっては、知床はおすすめの世界遺産といえます。北海道では、美味しい食べ物なども多いですから、「グルメツアーをしたい」と考えている方にとっても、おすすめですよ。

平泉について

日本の世界遺産といえば、「平泉を見てみたい」と考えている方も多いと思います。「一度、訪れてみたい」という方も多いのではないでしょうか。 では、日本にある人気の世界遺産でもある、平泉とはどういった世界遺産となっているのか、ご紹介しましょう。平泉は、東北地方の中央部に存在しており、建築物や庭園などを楽しむことが出来ます。平泉を訪れることで、アジアとの交流などを感じることが出来るでしょう。平安時代末期約100年近く、独自に発展されていった寺院、庭園となっていますから、その分かが現代にも胃築いており、とても考え深い世界遺産となるでしょう。平泉は世界遺産に登録されたのは、2011年。遺産としては、5つの資産により成り立っています。中尊寺、毛越寺、観自在王院跡、無量光陰跡、金鶏山があり、それぞれが魅力ある資産となっています。平泉の灯篭一木は、176ヘクタールとなっており、かなり大きな範囲での登録が行われていることになります。平泉は、悲惨な戦争体験などにより、御霊を慰める場所でもありますから、ユネスコの信念にも通ずるものがあるでしょう。この思いにより、これから先平和な世界であることを願いたいものですよね。 このように、日本には平泉といった世界遺産もあります。「日本の歴史を知りたい」と考えている方、「日本の古い建築物を観てみたい」と考えている方にとっては、とても魅力的な世界遺産となるはずですよ。宗教に興味がある方にも、考え深い場所となるでしょう。

日光の社寺について

日本の歴史に興味がある方は、お城やお寺、神社などに興味がある方も多いと思います。「一度は、有名な日光を訪れてみたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。 では、人気の高い世界遺産のひとつ、日光の社寺について、ご紹介しましょう。日光の社寺は、栃木県日光市に存在します。東照宮は、甜菜的芸術家により建てられた建造物。東照宮を見ることで、現代の神社建築の様子などを知ることが出来ます。「この時代に、よくこんなものが建てられたなぁ」と感じる方も多いでしょう。神道思想により、一体化となった主教空間となっていますから、訪れることで圧倒的な空間に感動するでしょう。日光の社寺は、1999年に世界遺産として登録されています。資産としては、二荒山神社、東照宮、輪王寺の3つ。登録地域としては、51ヘクタールとなっています。日光というと、「見ざる、言わざる、聞かざる」といった猿の彫り物が有名ですが、建物自体もとても価値ある建物となっていますから、じっくりと見ていくと良いですよ。東回廊には、眠り猫と言われる平和への願いも刻まれていますから、こういった細かい部分なども見ていくと、様々な思いを抱くことが出来るでしょう。 「日本の建造物を、観ていきたい」と考えている方、「古い建物を見たい」と考えている方は、ぜひ日光の社寺へ足を運んでみませんか。この時代に建てられた社寺は、とても驚くべき技術が備わっていますから、感動する部分が多いですよ。

屋久島について

「一度は、自然の多い場所へ旅行に行きたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。自然豊かな場所であれば、日頃の疲れも取ることが出来るでしょうから、リフレッシュには良いですよね。 では、「自然を満喫しに行きたい」と考えている方におすすめの世界遺産、屋久島について、ご紹介しましょう。屋久島は、鹿児島の南部に位置する島。屋久島には、樹齢1,000年も超える屋久杉があり、自然のパワーを実感出来る場所となっています。この自然を感じるだけでも、生きるパワーを得ることが出来るでしょう。屋久島は、1993年に自然遺産として世界遺産に登録されています。登録地は、屋久島西武の海岸から山岳部にかけての地域となっており、島の21パーセント程度が登録されています。屋久島は、約1,400万年前に造山活動により作られた島となっています。屋久杉は、数千年に渡って成長をしてきていますから、歴史ある樹となっています。90パーセント近く森林でおおわれている屋久島は、自然植物、哺乳類、鳥類なども生息しているため、様々な生き物を見ることも期待出来るでしょう。屋久島に足を運ぶことで、日常生活からかけ離れた景色を見ることが出来、心身ともに元気を取り戻すことが出来ますよ。 「最近、仕事で疲れが貯まっている」という方、「ストレスが、たまっている」という方も、屋久島に行くことで心身共に充電をすることが出来ますよ。自然の力というのは、本当にすごいパワーですから、そのパワーを充電しに行きませんか。

広島の平和記念碑について

8月になると、戦争に関連する特集なども増えますよね。広島にお住まいの方は、毎年8月6日の追悼式典に参加している方も多いと思います。実は、この広島にある原爆ドームも日本にある世界遺産のひとつ。 では、世界遺産となる広島の平和記念碑について、ご紹介しましょう。1945年8月6日、広島には原子爆弾が投下され、たくさんの犠牲者が出ました。みなさんも、この悲惨な戦争のことはご存知でしょう。修学旅行などでも、広島の平和記念碑に訪れたことがある方も、多いかもしれませんね。広島の平和記念碑は、1996年に文化遺産として世界遺産に登録されており、構成資産としては広島記念碑が対象となっています。登録地域は、0.4ヘクタールとなっています。実は、この広島の平和記念碑が世界遺産として登録されるまでには、様々な意見がありすぐに登録されたわけではありません。アメリカなどは、戦争に関わるものは遺産リストに含まれるものではないと考えていましたし、中国は戦争責任に触れ遺産登録されることに反対していました。しかし、1996年には世界遺産登録されることが決まりました。1966年には、原爆ドームの保存が決議されましたが、1989年には保存工事なども行われ、現在の状態となっています。 広島の平和記念碑というと、「世界遺産とは、かけ離れているイメージがある」という方もいると思いますが、広島の平和記念碑は絶対に忘れてはいけない存在、これからも残すべき遺産といえるでしょう。

姫路城について

最近では、歴史好きの方も増えてきていますよね。学生の頃は、「歴史なんて、嫌い」と思っていた方も、大人になってから「歴史って面白いなぁ」と思い始め、再度歴史を学び始めている方もいると思います。そんな方の中には、「お城に興味がある」という方も多いのではないでしょうか。日本には、いくつもの歴史あるお城が残っていますから、「お城めぐりをしてみたい」と考えている方も多いと思います。 では、日本にある世界遺産のひとつ、姫路城について、ご紹介しましょう。姫路城は、兵庫県にあるお城となっており、観光客も多い場所。17世紀初頭の日本を代表するお城となっていますから、とても魅力的なお城を堪能することが出来るんですよ。姫路城は、1993年に文化遺産として世界遺産に登録されています。登録地域は、構成資産として107ヘクタールという広さ。一度、姫路城に行ったことがある方であればご存知だと思いますが、姫路城の楽しみ方はお城だけではなく、周りの敷地なども楽しむことが出来るんですよ。石垣などには、当時の思いが込められていますから、歴史を感じながらお城を周ることが出来るでしょう。お城全体を周るには、かなり見ごたえがありますから、「じっくりとお城を観てみたい」と考えている方にとっては、とても魅力的なお城となるでしょう。 歴史好きの方、お城好きの方は、一度は世界遺産となっている姫路城を観てみませんか。きっと、その当時に思いをはせながら楽しむことが出来ますよ。

古都京都の文化財について

「古いものが好き」「歴史のあるものが好き」という方にとっては、京都はとても魅力的な街ですよね。修学旅行などでも訪れる場所ですが、大人になってからも「京都に旅行に行きたい」と考えている方も、多いのではないでしょうか。 では、海外の方にも人気の高い京都にある世界遺産、古都京都の文化財について、ご紹介しましょう。古都京都の文化財は、京都市や滋賀県大津市、宇治市などに点在している文化財のこと。平安時代から江戸時代までの、歴史ある建物が存在しており、その時代の建物を楽しむことが出来ます。これから、「日本には、こんなに古くからこんな技術があったんだ」ということを伝えるためにも、重要な文化財となっています。古都京都の文化財は、1994年に文化遺産として世界遺産に登録されており、17資産が登録されています。京都市では、加茂別雷神社、清水寺、に何時、功山寺、本願寺などが登録されています。宇治市では、平等院、宇治上神社。大津市では、延暦寺が登録されています。古都京都は、794年に中国都城を規範とし建設されてきており、1,000年もの長い間繁栄されています。 「昔の建物が好き」「歴史ある街並みが好き」という方にとっては、古都京都の文化財はとても神秘的な場所となるでしょう。その当時の人が、どういった生活をしていたのかなどを考えながらめぐると、また違った楽しみ方が出来るかもしれませんね。あなたも、世界遺産となっている古都京都の文化財に出かけてみませんか。

厳島神社について

最近では、パワースポットめぐりをしている方も増えてきていますよね。仕事に疲れている時や、恋愛がうまくいかない時、友達とトラブルがあった時などは、「パワースポットに行って、少しでも充電をしてきたい」と考えている方も多いでしょう。そんな方にとって、厳島神社は、一度は行きたいパワースポットとなっているのではないでしょうか。実は、厳島神社も日本にある世界遺産のひとつ。 では、厳島神社とはどういった場所となっているのか、ご紹介しましょう。厳島神社は、広島県にある神社。海上に建物などが建てられており、自然と一体化したとても神秘的な場所となっています。平安時代の様式が建築に取り入れられており、当時の交流などを知ることが出来ます。建物時代、その当時の姿がそのまま保存されていますから、歴史を感じながら周ることが出来るでしょう。593年に創建され、1168年には平らの清盛に寄り、現在の規模にまで広げられました。厳島神社は、自然崇拝に基づいて建てられている建物となっていますから、日本人の精神文化を表している空間となっていますので、「パワーが欲しい」と感じている方にとっては、とても癒される場所となるでしょう。厳島神社は、1996年に文化遺産として世界遺産に登録されています。 「最近、疲れが貯まっていて、うまく進まなくなってきている」と感じている方などは、厳島神社で心身ともにリフレッシュしてみるのも良いのではないでしょうか。神秘的な姿は、あなたにきっとパワーをもたらせてくれますよ。

日本にある様々なユネスコ世界遺産

世界農業遺産とは

世界遺産と言われると、歴史ある建物や人間の手つかずの自然などをイメージする方が多いと思います。確かに、日本にもこういった世界遺産がたくさん存在していますからね。しかし、世界遺産の中には、他にも様々な種類があるんですよ。 では、その中のひとつ、世界農業遺産について、ご紹介しましょう。世界農業遺産と聞くと、「農業って、どういうこと?」と不思議に思われる方も多いと思います。世界農業遺産は、国連食糧農業機関が認定しているものとなり、それぞれの地域や環境を生かしながら取り組んできた伝統的な膿疱、生物多様性を守った土地などを保全することが目的で創立されたもの。こういった膿疱や様性などを保全していくことで、これからの世代へと伝承していくことが目的となっています。そして、これらを通称世界農業遺産と呼んでいます。世界農業遺産は、2002年に創設されており、2013年5月には、ペルーのアンデス農業やマサイ族の放牧、中国の伝統的な稲作、フィリピンのイフガオの棚田などが認定されています。日本では、2011年に新潟県の佐渡の里山や石川県の里山里海などが認定されています。 こういった伝統的な膿疱や生物多様性などを守っていくということも、私たちには大切なこと。次の世代に伝えていくためにも、保全活動を行っていくことが必要となります。そう考えると、世界農業遺産はとても大きな役割を果たしているのではないでしょうか。更に、日本の様々な農法なども認定されると嬉しいですね。

世界ジオパークとは

お子さんがいるご家庭では、「休日のたびに、子供を連れて公園に行っている」という方も多いと思います。公園は、自然豊かな場所ですから、子供を遊ばせるにはとても理想的な環境ですよね。実は、こういった公園の中には、世界ジオパークに認定されているところがあるんですよ。 では、世界ジオパークとは、どういったものなのか、ご紹介しましょう。世界ジオパークは、世界ジオパークネットワークが認定しており、地質版の世界遺産とも言われています。2004年に、ユネスコの支援により設立されており、審査を行いジオパークとして認定されることになります。世界ジオパークの目的は、自然を楽しむ公園、人々が親しめる公園の保護となっており、地域の振興開発なども認めています。「日本では、世界ジオパークはどのくらいあるのだろう?」と思われる方もいると思いますが、2013年では6地域となっています。どういった場所が、世界ジオパークとして登録されているかというと、北海道にある洞爺湖有珠山や新潟にある糸魚川、京都や鳥取、兵庫に面している山陰海岸、長崎県の島原半島などが登録されています。 お子さんがいると、自然が多い場所へ足を運ぶ機会も多いですが、お子さんがいない場合にはなかなか行く機会がないと思います。この機会に、世界ジオパークに足を運んでみませんか。自然豊かな環境に行くと、空気がとても綺麗ですから、日頃の疲れなども取り除くことが出来るはずですよ。自然の息吹を感じると、気持ちの良いものですよ。

ユネスコエコパークとは

ユネスコというと、「世界遺産の登録などを行っているところ」というイメージがありますよね。日本でも、様々な遺産が登録されていますから、「次は、どこが世界遺産として登録されるのだろう?」と興味を持っている方も多いと思います。しかし、ユネスコではそれ以外にも様々な活動を行っているんですよ。 では、その中のひとつユネスコエコパークについて、ご紹介しましょう。ユネスコエコパークは、生物圏保存地域のこと。1976年にユネスコが定めており、保護区内を資産として保護をしています。生物圏保存地域には、資産となるプロパティ、そしてそれを取り巻いているバファーゾーン、活動許可が下りているトランジェションエリアの3つに分かれています。世界遺産は、あくまでもその遺産の保護や保全などを目的としていますが、ユネスコエコパークの場合には、生体系の保全や持続を考えた活動を行っていることになります。人間社会との共生を重点として、活動していることになります。「どのくらい、登録されているのだろう?」と思われる方も多いと思いますが、2014年には119ヶ国、631地域が認定されています。日本でも、認定されている場所があり、鹿児島の屋久島や、長野や群馬に面している志賀高原などがあります。 このように、ユネスコでは歴史ある建物や地域などを保護するための活動だけではなく、自然の保護や保全などを行うユネスコエコパークといった活動も行っています。人間との共生というのが、大切なテーマとなっています。

世界遺産のあれこれ

世界遺産の評価基準

「世界遺産を周ってみたいけれど、そもそも世界遺産ってどの様に決められるのだろうか?」と思っている方もいると思います。「ここにも、歴史ある建物などがあるのに、どうして世界遺産として認定されないのだろう?」と思っている方もいるでしょう。 では、世界遺産登録される際には、どういったことが評価基準となっているのかご紹介しましょう。まず、世界遺産として登録されるためには、想像的な才能が現れているかどうかが大切となってきます。古い建物でも、特に珍しい建て方ではなければ世界遺産としての価値はありません。「この時代に、こんな技術があったんだ」「こんな細かい作業を行っていたんだ」といった、想像的才能があることが強いられます。また、建築や都市計画、記念碑などの場合には、影響を与えている存在かが重要となってきます。「この街並みは、その時代の交流を垣間見ることが出来る」といったものであれば、世界遺産として認められる可能性が高いでしょう。中には、「今は、全て綺麗に保存されてはいないけれど、とても価値のあるもの」というものもあると思います。こういった物も、文明の存在を伝承するものであれば、登録される可能性があります。そして、文化に関しても「これは、とても顕著な見本」と判断された場合には、世界遺産として登録されることになるでしょう。自然が多い場所などは、美的価値や自然美などを判断することになります。 このように、世界遺産に登録されるためには、様々な評価基準を満たしていることが必要となります。

世界遺産の登録の流れ

「世界遺産として登録されるためには、どういった流れで手続きが進められるのだろう?」と思っている方もいると思います。 では、世界遺産登録はどういった流れで行われているのか、ご紹介しましょう。まず、世界遺産登録を行うためには、世界遺産条約を終結することが必要となります。日本の場合には、既に終結していますから、次の段階へ進むことが出来ます。各国政府は、国内にある世界遺産推定リストを作成し、ユネスコ世界遺産センターへ提出することで、様々な遺産を推薦することになります。その後、ユネスコ世界遺産センターでは、専門機関に依頼を行い、現地調査などを行っていきます。そして、文化遺産候補は、国際記念物遺跡会議へ、自然遺産候補は国際自然保護連合により調査を行い、それらの内容をユネスコ世界遺産センターに報告することになります。ユネスコ世界伊勢安委員会は、国債記念物遺跡会議、国際自然保護連合の報告を基に協議を行うことになり、登録の可否を決めていくことになります。「世界遺産登録をしよう」と決められた場合には、世界遺産登録決定の連絡が来ることになり、手続きへと進めることになります。 このように、世界遺産として登録されるためには、長い道のりを乗り越える必要があります。ユネスコにのみ認定されるわけではありませんから、いくつもの工程を経て登録可否が決められることになります。ということは、それだけ世界遺産に登録されるということは、価値があるということが言えるでしょう。

世界遺産の保護

地域の活性化の為にも、「ぜひ、世界遺産に登録して欲しい」と願っている地域の方もいると思います。世界遺産として登録されれば、それだけ観光客なども増えることになりますから、街の活性化に繋がりますよね。「人を呼びたい」と考えている方にとっては、世界遺産としての登録は、とても魅力的なものとなるでしょう。しかし、これだけを目的としてしまうと、後々後悔してしまうことになります。世界遺産として登録されるということは、その後遺産を保護、管理していくことが必要となり、今まで以上に負担が大きくなってしまうこともあります。 では、世界遺産の保護について、ご紹介しましょう。世界遺産には、文化遺産、自然遺産、複合遺産がありますが、どれも保護をしていくことが必要ですよね。文化遺産の場合には、建物などもありますから、その建物を維持するために、維持工事などが必要となることもあります。当然、そうなれば費用がかかりますよね。自然遺産の場合には、生体系などを壊さない様に保護していくことが必要となりますから、観光客への声掛けなども必要となってくるでしょう。そうなれば、保護のために関わる人材も必要となってきますから、これらも踏まえた上で世界遺産登録を目指して行くことが必要となります。 このように、世界遺産に登録されるということは、とても魅力的なことではありますが、世界遺産に登録されれば、その後の遺産管理は責任が大きくなります。それらも事前に理解しておく必要があるでしょう。