この映像の動画では、MIT(マサチューセッツ工科大学)が開発した
現場作業員が不要の建築物そのものを出力する自走式3Dプリンターロボットが紹介されています。
3Dプリンターの初期は、プラスチック系素材を扱っていましたが、
その後、金属やガラス、そして食べ物まで使用するようになりました。
そして今回登場したのは、建築物そのものを出力する
自走式3Dプリンターロボットです。
この自走式3Dプリンターロボットの正式名称は、
DCP(Digital Construction Platform)と言います。
3Dプリンターにロボットアームとキャタピラが搭載されており、
全自動で建設や建築の現場に行って勝手に仕事をします。
例えば、ドーム状の壁だと、13時間ほどで全自動出力してしまいます。
DCPは、理想の建設ロボットを目標に開発がスタートしました。
これにより、建設現場の現場作業員が不要になるので、
将来、火星上に予め住居を作っておいてから、
人間が火星に移住するというのも目標の一つになっています。
火星移住の主な動機は、NASAが発表しているそう遠くないうちに起きる氷河期の到来です。
次の氷河期までに、人類は地球を脱出しなければならないのです。
ちなみに、この建設ロボットの開発を成し遂げたMITは、
マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)のことで、
室蘭工業大学(Muroran Institute of Technology)のことではありません。

黒猫が住む家も3Dプリンターロボットで作って欲しいニャ。



