「世界遺産として登録されるためには、
どういった流れで手続きが進められるのだろう?」
と思っている方もいると思います。
では、世界遺産登録は
どういった流れで行われているのか、ご紹介しましょう。
まず、世界遺産登録を行うためには、
世界遺産条約を終結することが必要となります。
日本の場合には、既に終結していますから、
次の段階へ進むことが出来ます。
各国政府は、国内にある世界遺産推定リストを作成し、
ユネスコ世界遺産センターへ提出することで、
様々な遺産を推薦することになります。
その後、ユネスコ世界遺産センターでは、
専門機関に依頼を行い、
現地調査などを行っていきます。
そして、文化遺産候補は国際記念物遺跡会議へ、
自然遺産候補は国際自然保護連合により調査を行い、
それらの内容をユネスコ世界遺産センターに報告することになります。
ユネスコ世界伊勢安委員会は、
国債記念物遺跡会議、
国際自然保護連合の報告を基に協議を行うことになり、
登録の可否を決めていくことになります。
「世界遺産登録をしよう。」
と決められた場合には、
世界遺産登録決定の連絡が来ることになり、
手続きへと進めることになります。
このように、世界遺産として登録されるためには、
長い道のりを乗り越える必要があります。
ユネスコにのみ認定されるわけではありませんから、
いくつもの工程を経て登録可否が決められることになります。
ということは、それだけ世界遺産に登録されるということは、
価値があるということが言えるでしょう。