「世界遺産を周ってみたいけれど、
そもそも世界遺産ってどの様に決められるのだろうか?」
と思っている方もいると思います。
「ここにも、歴史ある建物などがあるのに、
どうして世界遺産として認定されないのだろう?」
と思っている方もいるでしょう。
では、世界遺産登録される際には、
どういったことが評価基準となっているのかご紹介しましょう。
まず、世界遺産として登録されるためには、
想像的な才能が現れているかどうかが大切となってきます。
古い建物でも、
特に珍しい建て方ではなければ
世界遺産としての価値はありません。
「この時代に、こんな技術があったんだ。」
「こんな細かい作業を行っていたんだ。」
といった、想像的才能があることが強いられます。
また、建築や都市計画、記念碑などの場合には、
影響を与えている存在かが重要となってきます。
「この街並みは、その時代の交流を垣間見ることが出来る。」
といったものであれば、
世界遺産として認められる可能性が高いでしょう。
中には、
「今は、全て綺麗に保存されてはいないけれど、
とても価値のあるもの。」
というものもあると思います。
こういった物も、
文明の存在を伝承するものであれば、
登録される可能性があります。
そして、文化に関しても
「これは、とても顕著な見本。」
と判断された場合には、
世界遺産として登録されることになるでしょう。
自然が多い場所などは、
美的価値や自然美などを判断することになります。
このように、世界遺産に登録されるためには、
様々な評価基準を満たしていることが必要となります。