8月になると、戦争に関連する特集なども増えますよね。

広島にお住まいの方は、

毎年8月6日の追悼式典に参加している方も多いと思います。

実は、この広島にある原爆ドームも日本にある世界遺産のひとつ。

では、世界遺産となる広島の平和記念碑について、ご紹介しましょう。

1945年8月6日、広島には原子爆弾が投下され、たくさんの犠牲者が出ました。

みなさんも、この悲惨な戦争のことはご存知でしょう。

修学旅行などでも、広島の平和記念碑に訪れたことがある方も、多いかもしれませんね。

広島の平和記念碑は、1996年に文化遺産として世界遺産に登録されており、

構成資産としては広島記念碑が対象となっています。

登録地域は、0.4ヘクタールとなっています。

実は、この広島の平和記念碑が世界遺産として登録されるまでには、

様々な意見がありすぐに登録されたわけではありません。

アメリカなどは、戦争に関わるものは遺産リストに含まれるものではないと考えていましたし、

中国は戦争責任に触れ遺産登録されることに反対していました。

しかし、1996年には世界遺産登録されることが決まりました。

1966年には、原爆ドームの保存が決議されましたが、

1989年には保存工事なども行われ、現在の状態となっています。

広島の平和記念碑というと、

「世界遺産とは、かけ離れているイメージがある。」

という方もいると思いますが、

広島の平和記念碑は絶対に忘れてはいけない存在、

これからも残すべき遺産といえるでしょう。