旅行をしていると、
その土地土地の環境を楽しむことが出来ますから、
普段の生活から離れた楽しみ方が出来ますよね。
その中でも、世界遺産を巡る際には
「不思議な気持ちになる。」
という方も多いのではないでしょうか。
実は、世界遺産の中には、
様々な事情により危機遺産となっているものもあります。
では、この危機遺産とはどういった遺産のことを言うのか、ご紹介しましょう。
危機遺産とは、今後今の状態のまま残すことが難しいと思われる遺産のことを指しています。
世界遺産の中には、自然遺産や文化遺産、複合遺産などがありますが、
これらの認定とは別に、それぞれの遺産の状況によりこの危機遺産として認定されていることになります。
「どういった理由から、危機遺産になっているのだろう?」
と思われる方もいると思いますが、
例えば自然現象によるもの。
最近では、地震も多いですし、
雨や風などが強い日もありますよね。
こういった自然現象により、
保護が難しくなっているものもあります。
また、人災により危機遺産となっているものもあります。
戦争、紛争、管理者の不在、人口増加、環境汚染など様々な理由により、
保護が難しくなっているところもあります。
このように、世界遺産として登録されている遺産の中には、
危機遺産として認定されているものもあります。
こういった遺産の場合には、
今後今の状態で見られなくなってしまうものもあるでしょうから、
早めに観光などに行くと良いかもしれませんね。