「世界遺産には、様々な種類があるけれど、どういった違いがあるのだろう?」

と思っている方もいると思います。

では、世界遺産の種類のひとつ、文化遺産とはどういった遺産となっているのか、ご紹介しましょう。

まず、文化遺産とは、遺跡や建築物などが登録されることになり、優れた普遍的価値を持っていることが条件となっています。

登録基準としては、私たち人類の創造的天才としての価値があるもの。

建築物だけではなく、街並みの計画や景観のデザインなどの発展、技術力、人類の価値として重要なものと判断されたもの。

文化の証拠となるもの。

回復が難しいと思われるものなどが選ばれることになります。

「文化遺産として選ばれるのは、決まった定義はあるのだろうか?」

と思っている方もいると思いますが、文化遺産に登録されるためには、特に定義などはありません。

しかし、中には歴史館や人種、宗教などの違いにより、

政治問題に発展する可能性があると判断された場合には、

登録されるケースは少なくなります。

日本では、原爆ドームが世界遺産として登録されていますが、

その際にはアメリカ合衆国や中華人民共和国などから

登録賛成を得られなかったという過去もあります。

このように、世界遺産の中には文化遺産と呼ばれている遺産があり、

建物や遺跡などがこれに当たります。

「古い建物が好き。」という方にとっては、

この文化遺産はとても見応えのある遺産となるでしょう。

日本にも登録されていますから、

機会があればぜひ足を運んでみてくださいね。