「世界遺産に登録されると、良いことはあるのだろうか?」
と思っている方もいると思います。
「確かに、観光客などは増えるだろうけれど、その分管理が大変になるのでは?」
と思っている方も多いでしょう。
では、世界遺産加入後のメリットについて、ご紹介しましょう。
世界遺産に登録されると、
そのニュースが流れた途端に観光客が増えますよね。
「誰よりも早く、世界遺産を観たい。」という方が多いということではないでしょうか。
世界遺産に選ばれると、その遺産はしっかりと管理し、
保護していくことが必要となります。
しかし、保護や管理というのは費用がかかりますよね。
遺産の大きさなどによっては、「かなりの費用がかかる。」というところもあるでしょう。
実は、世界遺産に登録され、
世界遺産条約に加入した後には、
遺産の保護を目的として、
ユネスコから援助を受けることが出来るんですよ。
ということは、建物などの遺産の場合には、
それらを維持するための工事費用などもかかりますから、
ユネスコからの援助によりカバーすることが出来るというメリットがあるということ。
しかし、自国の世界遺産リストに登録することが義務図蹴られているというデメリットもあります。
このように、世界遺産に登録され、世界遺産条約に加入した際には、
メリットもありますし、デメリットも存在していることになります。
世界遺産を訪れる際には、
観光客となる私たちも遺産を保護することを
頭に入れながらめぐることが必要となるでしょう。