地域での活動をしている方の中には、
「うちの地域も、世界遺産に選ばれないだろうか?」
と思っている方もいると思います。
世界遺産となれば、当然観光客なども増えてきますから、地方にとってはとても大きな収入に繋がりますよね。
では、世界遺産登録について、ご紹介しましょう。
まず、世界遺産となるためには、ユネスコの世界遺産委員会により審査を行っていくことになりますが、その前に国際記念物会議、通称イコモスにより勧告を受けることで、世界遺産として登録されるケースがほとんど。
現在、世界遺産として登録されている場所は、ほとんどイコモスの登録勧告を受けている遺産となっています。
ということは、世界遺産に登録されるためには、イコモスの判断が大きく影響してくるということになります。
もちろん、イコモスの登録勧告を受けたからと言って、すぐに世界遺産として登録されるわけではありません。
その後、ユネスコの世界遺産委員会により審査が行われることになりますから、世界遺産登録されるまでには、かなりの時間がかかることになります。
「うちの地域も世界遺産としての登録を目指したい。」と考えている地域の方もいると思いますが、
まずはイコモスからの登録勧告を受けられるためにも、
普段から遺産を大切に守っていくことが必要となるでしょう。
地域での管理も欠かせなくなりそうですよね。
このように、世界遺産登録となるまでには、かなりの時間がかかることになります。