「世界遺産に登録されるためには、ユネスコでの判断が必要だけれど、ユネスコってそもそもどういったことを行っているところなのだろう?」

と思っている方もいると思います。

確かに、ユネスコは私たちの生活には直接関わることがありませんから、

どういった機関なのか分からない方もいるでしょう。

では、ユネスコにはどういった役割があるのか、ご紹介しましょう。

ユネスコは、1945年に設立されており、

国際連合教育科学文化機構という正式名所となっています。

教育や科学、文化の発展などを推進していくことが

主な目的の機関となっています。

ユネスコの本部は、フランスのパリに存在します。

そのため、世界遺産に関する会議などを行う場合には、

パリで行われることが多くなります。

ユネスコの目的に関心を示している国は多く、

188ヶ国が加盟国となっています。

これだけ多くの国が加盟しているということは、

それだけユネスコの役割に期待している国が多いということでしょう。

日本は、1951年に加盟しています。

アメリカは、実は1984年に一度脱退を行っています。

しかし、2002年には再度復帰を行っており、

今ではユネスコの加盟国となっています。

このように、ユネスコは国債連合の専門機関となっており、

多くの国が加盟をしている重要な機関となっています。

ユネスコの活動により、様々な文化や歴史などに興味を持ち、

教育や科学、文化に携わる子供たちが増えてくると、

更に世界遺産の保護も期待出来そうですね。