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「私が学生時代初めて卓球部の扉を開けた時、目に飛び込んできたのは楕円形のラケットに小さく白いピンポン玉。・・・そしていかにも地味なユニホームでした。そして、いかにも真面目そうな先輩達でした。私にとって、以前の卓球のイメージは温泉旅館の遊技場でした(笑)。」
「「卓球部」は、その当時の中国のイメージが強く、印象的でした。しかし、驚きですね。色々調べている内に、「卓球」の発生は、インドのしかも貴族層の遊戯だったことが分かりましたよ。」
「なんと!卓球は、堂々たる社交界のスポーツだったのですね。」
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「「卓球(たっきゅう)は、球技の一種で、ピンポン(ping pong)とも言いますね。」
「競技者は卓球台を挟んで向かい合い、プラスチック製のコートに向かってラケットで打ち合って得点を競います。」
「競技は、男子/女子シングルス、男子/女子ダブルス、混合ダブルス、男子/女子団体戦の7種目に分けられます。」
「そもそも、卓球とはどういうスポーツ競技なのか知っていますか?」
「卓球の起源はインドのゴッシマテニスという遊戯で、それが1880年代のイギリスの上流階級の遊びとして広まっていく中でスポーツに発展したものと考えられていますよ。」
「ちなみに、当時のボールはワインなどのコルクを削り出した物を使用していましたよ。」
「卓球は、テーブルテニスと言われるように、卓球の元はテニスですよ。」
「テニスが雨でできなくなった時、屋内でできないかと考えられ、それで卓球が誕生しましたよ。」
「しかし、不思議なもので、そもそもテニスの元となったポームは室内競技でしたよ。」
「当初ディナーの後に行われる室内ゲームの一種で「ディン=ドン」(ding-dong)と呼ばれていたが、やがてピンポンと呼ばれるようになり、1900年代に急速に現在の形に近いものへと発展しましたよ。」
「1921年にイギリスで卓球協会が誕生し、国際卓球連盟は1926年に誕生しました。同年、ロンドンで最初の世界選手権が開催されましたよ。」
「それでは、卓球初心者にもよく分かる、「卓球」のルールを説明しますね。」
「卓球台の上面は長さ2.74m、幅1.525mの長方形で、地面より76㎝の高さに水平に位置しますよ。」
「台の長辺に垂直に張られたネットによって、台は2つのコートに等分されます。」
「ネットは台から15.25㎝の高さに吊られ、台の両端に取り付けられたサポートによって支えられます。」
「ボールは、直径40㎜のプラスチック製で色は白またはオレンジでなければいけません。」
「それでは、「卓球」の試合開始前の状況をお伝えしますね。」
「一般のローカルな試合では、最初に練習打(ラリー)をし、次にラケット交換(相手のラケットを確認する)とコイントス(日本ではジャイアン)を行います。」
「大きな大会など、公認審判の入るような大会では、挨拶、ラケット交換、コイントス(ジャイアン)を行い、勝った選手は、「サービス」「レシーブ」「コート」のいずれかを選択することができます。」
「試合進行について、説明しますね。」
「1試合は2001年9月1日より、各ゲーム11点先取の7ゲーム制(4ゲーム先取)、
5ゲーム制(3ゲーム先取)、または3ゲーム制(2ゲーム先取)で行われますよ。」
「10対10になったときはデュースとなり、先に2点差を付けた方が1ゲーム先取となりますよ。」
「大会形式は、トーナメント戦が多いですね。」
「ルール内容は適時見直されて改定が行われていますよ。事例として2001年8月31日まではサービスは5本交代、1ゲーム21点先取の3ゲームまたは2ゲーム先取でしたよ。」
「次に、サービスについて、説明しますね。」
「サービスは2本交代ですよ。ただし10-10のときは1本交代になります。」
「サーバーは、ラケットを持っていない手(フリーハンド)の手のひらからほぼ垂直に16㎝以上、上に投げますよ(台の下から投げてはいけない)。」
「ボールが落ちて来るところをラケットによってエンドライン(台の後方)から打球し、
まず自分のコートにバウンドさせ、次にネットの上を越して、相手のコートにバウンドさせなくてはなりませんよ。」
「サービスがネットに当たって相手のコートに落ちた場合は、「レット」となり、サービスのやり直しになりますよ。」
「それ以外の場合はサービスミスになり、相手の得点になりますよ。」
「昔は現在とルールが異なりましたよ。フィンガースピンサービスという指で回転をかけ、強烈なサービスを出すという方法や、ボールを上げずに打つぶっつけサービスなどといった強いサービスを制限するために、現在のルールに改正されましたよ。」
「また、サーブをするときには、ボールを選手の体やユニフォームで相手選手から隠してはダメですよ。」
「サービスをする時にトスが低かったり(16㎝未満のトス)、違法サービスではないかと審判が疑問を持った場合は、注意が与えられサービスのやり直しをするが、再度、同様の疑わしいサービスはフォルトとなり、相手の得点になりますよ。」
「明らかな違反サービスは、注意されることなく、フォルトされますよ。」
「それでは、レシーブについて説明しますね。」
「レシーブは、サービスないし返球されて自分のコートにバウンドしてから2バウンドする直前までのボールを返球しますよ。」
「したがって、自分のコートでバウンドして台から出たボールが2バウンドする前であれば、台の下まで落ちたボールを返球することは可能ですよ。」
「返球したボールは、直接、またはネットに接触した後に、相手のコートに落ちるように返球しなければなりませんよ。これが出来なかった場合、相手の得点になりますよ。」
「ボールを自分のコートで2バウンドさせたり、ボールを自分の体に当てたり、ラケットに2度意図的に打ったり、相手が返球したボールが自分の台にバウンドする前に直接ラケットや体に当ててはダメですよ。」
「これらに該当した場合は、相手の得点になりますよ。意図的でない、一連の打球動作におけるダブルヒットは有効ですよ。」
「ただし、ラケットを持つ手の手首よりも先(指など)にボールが当たったり、ラバーに当たらずに相手のコートに入った場合は返球として有効で、相手の得点にはなりませんよ。」
「その他にも、返球したボールがネット上をすべり、相手側の台に落ちた場合や、台の下から返球したボールがネットの横を相手の台上に入った場合も返球としては有効ですよ。」
「台上でのボレーは禁止で、ボレーをすると相手の得点になりますよ。」
「また、プレー中にフリーハンドが台上に触れると失点になりますよ。」
「チェンジエンドについて、説明しますね。」
「1ゲームが終わったら、チェンジエンド(コートチェンジ)をして、次のゲームに入りますよ。」
「次のゲームでは、前のゲームで最初にレシーブをした選手からサービスを始めますよ。」
「フルゲームになった際は、どちらかの選手が5ポイントになった時点でチェンジエンド(コートを交代する)が行われますよ。」
「その他について、説明しますね。」
「原則、1試合につき同じボールで試合進行しますよ。」
「ラリー中にボールが割れた場合は、そのラリーによる得点は無効となり、ラリー後にボールを拾ってボールが割れたのが判明した場合は、そのラリーでの得点は有効となりますよ。」
「審判からボールを交換してもらった上で練習打(ラリー)をした後、サービスのやり直しでゲームが再開されますよ。」
「他のコートからボールが飛んで来てラリーの妨害になった場合は、そのラリーによる得点は無効となり、サービスのやり直しでゲームが再開されますよ。」
「ゲーム中のタイムアウトは、1試合につき1回のみだがゲームを中断して取ることができますよ。ただし、制限時間は60秒以内ですよ。」
「1ゲーム中、開始より10分が経過しても終わらず、双方の合計得点が18未満の時は「促進ルール」が適応されますよ。」
「または、双方が合意すれば、最初から促進ルールが適応されますよ。」
「バットマナーについて、説明しますね。」
「ラケットを台に投げつける、汚い言葉でののしる、フェンスを蹴飛ばす、台をラケットで叩く等の行為については警告として、イエローカードが提示されますよ。」
「2度目の同様の行為には、イエロー、レッドカードが提示され、相手に1点が与えられますよ。」
「3度目の同様な行為には、相手に2点が与えられますよ。4度目はレフェリー(審判長)に報告され、審判長が処断しますよ。」
「私が「卓球」と出会い感動したのは、礼節を重んじるスポーツだということでしたね。」
「「この時間、この時の球は、もう一生出会うことがないんだよ!」と言ってくれた先輩の言葉は、後の人生のバイブルとなりましたね。」
「このように、「卓球」には細かなルールがあり、やはり紳士、淑女のスポーツだと分かってもらえたでしょうか?」
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