※動画を貼り換えました。
マツダ フレア カスタムスタイルXS
マツダは1994年10月にスズキからワゴンRのOEM供給を受け、軽トールワゴンのAZ-ワゴンを発売。以降、3度のフルモデルチェンジを行いながら18年にわたって販売されてきた。
そして、OEM元のワゴンRが2012年9月に4度目のフルモデルチェンジが行われたことを受け、本車種も約1か月半遅れでフルモデルチェンジを行ったが、本代から車種名をフレアに改名した。これにより、同年6月に発売したフレアワゴン(スズキ・パレットのOEM)とはシリーズ車種の関係となった。
ノーマルタイプの「フレア」とエアログレードの「フレア カスタムスタイル」の2本立てとなっており、グレード体系も従来のAZ-ワゴンを引き継ぎ「XG」・「XS(「XSスペシャル」から改名)」・「カスタムスタイルXS」・「カスタムスタイルXT」の4グレードとなる。
また、エンブレム類の変更に加えて専用のフロントデザインが与えられている(「フレア」はAZ-ワゴンと似たデザインのメッキフロントグリルとメッシュタイプの五角形ロアグリルを、「フレア カスタムスタイル」はピアノブラック調+メッキ(LEDイルミネーション非装備)の専用フロントグリルとメッシュ仕様の専用ロアグリルを、それぞれ採用している)。また、装備内容に一部違いがあり、「XG」はワゴンR「FX」ではメーカーオプションとなっているAM/FM/CDプレーヤーが標準装備となり、「カスタムスタイルXT」はAM/FM/CDプレーヤーのオプション設定がない(ワゴンR「スティングレーT」はオプション設定がある)。
また、ボディカラーにおいてもワゴンR「FX」専用色のイノセントピンクパールメタリックが設定されない他、オプションカラーのパールホワイトは「XG」に設定されない(ワゴンRでは全グレードに設定)。
また、3代目プレマシー以降に発売した最近のマツダ車全般に言える特徴だが、リアの「MAZDA」のロゴエンブレムはフレアには装着されず、車名ロゴエンブレムが左側に配置される(AZ-ワゴンでは「MAZDA」のロゴエンブレムが装着されており、車名ロゴエンブレムは右側に配置されていた)。
2012年12月26日 – 最廉価グレード「XG」に5MT車を追加。同グレードのCVT車からエネチャージ、ヒルホールドコントロール、エコドライブアシスト照明、タコメーター、センターロアポケット、リアヒーターダクト(4WD車のみ)が非装備となる替わりに、インパネセンターポケットとエンジンリスタート機能を装備した。
