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即日キャッシング~ドクターキャッシング・即日博士・銀行・カードローン・ローン・クレジットカード・メリット・即日融資・方法の細かい条件・審査甘い・激甘審査・ファイナンス~
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即日キャッシングの意味については
⇒「【第2章 消費者金融】第6節 即日審査とは」
および
⇒「【第3章 借入れの種類】第1節 即日融資、即日キャッシング」をご覧ください。
【目次】即日キャッシング~ドクターキャッシング・即日博士・銀行・カードローン・ローン・クレジットカード・メリット・即日融資・方法の細かい条件・審査甘い・激甘審査・ファイナンス~
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【第1章】大手消費者金融
【第1章第1節】プロミス
プロミスは、非常に有名な日本有数の消費者金融業者ですよね。
より詳しく言うと、三井住友フィナンシャルグループの一員である
SMBCコンシューマーファイナンスのプロミスなのです。
つまり、現在の正式な社名はSMBCコンシューマーファイナンスですが、取り扱うブランド名として、プロミスという名称は健在なのです。
しかも、SMBCコンシューマーファイナンスは三井住友銀行と業務上の提携関係があり、例えば、三井住友銀行のカードローンは、SMBCコンシューマーファイナンスがその保証会社を担当しています。
これは、三菱東京UFJ銀行カードローンに対するアコムの関係と、まったく同じですね。
さて、プロミスは現在ではCMでお馴染みとなっています。
かつては相武紗季さんや中川翔子さんや
さまあ~ずさんもCMに出演していました。
実質年率幅は4.5%~17.8%で、この
「17.8%」
という上限が、
他の消費者金融が
「18%」
であるなかで、
ひときわ目立っています。
当然、
即日融資可能※平日14時までにWEB契約完了が必要
で、現在は、
30日間の無利息サービス(※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。)
もあります。
商品ラインナップとしては、
フリーキャッシング
のほかに、
おまとめローン
や、
自営業の事業資金ローン、
それから、
教育資金・結婚資金などの使途固定ローン
が設けられています。
使途固定ローンは、
金利が6.3~16.5%と低く
設定されています。
プロミスといえばフリーキャッシングのイメージですが、
意外な穴場として、
このようなサービスについて
知っておくことも
今後の生活の足しになるかも知れませんよ。
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【第1章第2節】株式会社SMBCモビット
株式会社SMBCモビットは、竹中直人さんのコマーシャルで有名な
大手消費者金融業者ですね。
2011年までは、竹中さんと、
桃井かおりさんのコンビで
ずっとコマーシャルが作られていました。
その後、女優の夏菜さんと竹中さんのコンビが
株式会社SMBCモビットのコマーシャルに出演しています。
株式会社SMBCモビットの最たる特徴といえば、
2012月の10月から導入された
「WEB完結」
という申込みシステムです。
株式会社SMBCモビットの金利は実質年率3.0%~18.0%です。
商品ラインナップは、
カードローン
のみで、非常にシンプルです。
株式会社SMBCモビットの即日キャッシングは、
「14:50までの振り込み手続き完了で当日振込可。審査結果により不可の場合有。」
になります。
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【第1章第3節】中小消費者金融や銀行との比較
消費者金融には安心できる大手以外に、
中小の消費者金融もあります。
大手よりも中小の方が借りやすいかと言えば、
そんなことはありません。
基本的にどんな消費者金融でも
きっちりとした審査があります。
ですから、どうせ借りるなら
大手消費者金融の方が
安全で安心できて良いです。
また、銀行のカードローンは
やはり消費者金融よりも
審査が厳しい傾向にあります。
銀行の中には楽天銀行のような
お金を借りやすいかもしれない
というイメージの銀行もあります。
具体的に見ていきますと、
楽天銀行のカードローンの特長として
次のようなものが挙げられます。
限度額200万円まで収入証明書の提出が原則不要。
ただし、個人事業主や法人代表者の場合は提出が必要。
また、審査の結果によっては、
限度額200万円以下でも提出が必要。
入会すると楽天ポイントが1000ポイントもらえる。
おまとめや借り換えにも利用可能。
インターネットだけでなくコンビニATMでも利用できる。
年会費や入会金が0円(永久無料)。
しかしながら、肝心の審査に通らない
という人が現実にはたくさん存在します。
銀行は審査が厳しいだけでなく、
何かとコストがかかります。
例として、銀行の時間外ATM引き出し手数料108円(税込み)と
消費者金融のキャッシングにかかるコストの比較を
体験談で説明します。
金曜の夜に急に10,000円が必要になった場合のことです。
コンビニのATMから自分の銀行預金を引き出すと、
216円のATM手数料がかかりました。
一方、消費者金融で10,000円をキャッシングして
月曜に返済したら、
最大17.8%の実質年率で計算した場合でも、
かかるコストは約15円までとなり、
200円もお得になります。
このことからも、
大手消費者金融を利用するのが最も賢い選択だということは明らか
ですね。
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【第1章第4節】アコム
アコムは代表的な消費者金融業者のひとつです。
現在は、永作博美さんのキャラクターで
お馴染みですよね。
2000年代に、三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社になり、
同じ子会社である三菱東京UFJ銀行と
業務上の提携をおこなっています。
資産においてもキャッシュフローにおいても
日本トップのメガバンクと提携を行っているわけです。
このアコムと銀行との提携関係が、
消費者金融という業態に対するイメージを随分向上させたという面は
間違いありません。
※永作博美さんに高額のギャラを払えるのも業務提携効果でしょうか。
かつてサラリーマン金融やマチ金などと呼ばれ、
一度手を出したらもう人生オシマイであるという程に、
劣悪なイメージであった業種なのですが、
現在ではそれがウソのようです。
これは単に貸金業法の改正のみならず、
アコムやプロミスがメガバンクの看板を掲げ、
「(看板に傷をつけることができないので)悪いことをしたくてもできない。」
という風に利用者の側から期待されていることも、
非常に重要なファクターでしょう。
アコムの利幅は4.7~18.0%です。
言うなれば、アコムのこの金利設定こそが、
消費者金融業界の金利の
スタンダードとも言えるでしょう。
アコムのサービスには、
個人向け使途自由融資のほかに、
借り換え専用ローンや、
個人事業主の事業資金のためのローン、
さらにマスターカードのブランドのついた
ACマスターカード(クレジットカード)
の発行も行っています。
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【第1章第5節】レイク
レイクは、勘違いされやすいのですが、
新生銀行が「直接」運営している
カードローン商品のブランド名のことです。
したがって、アコムや株式会社SMBCモビットのように
「レイク」という名の会社があるわけではありません。
かつて存在した
消費者金融業者であった
株式会社レイクの商品が、
段階的に姿を変えて、
現在の商品に至っているのです。
レイクは、銀行直営のカードローンですから
貸金業法の規制には該当しません。
したがって、総量規制も無関係
ということになります。
レイクの金利は4.5~18.0%で、
銀行カードローンとしては
決して低いものではなく、
それどころか、
消費者金融の金利水準そのままであるため、
余計に消費者金融ではないのか
と勘違いしてしまいます。
レイクでは現在、
30日間などの期間をさだめての
無利息期間が設けられています。
即日融資可能で、
全国に自動契約機が存在しており、
セブン銀行と提携を行っているので、
全国のセブンイレブンでも
手数料無料で借入れができます。
また、言うまでもなく
レイクはカードローン商品名ですので
「レイクによる他のサービス」
というものは、ありません。
あるとすれば、新生銀行による
他の金融商品ということになります。
ちなみに、新生銀行の子会社として
シンキ株式会社があり、
シンキが展開している
「ノーローン」
というサービスがあります。
こちらはれっきとした消費者金融であり、
レイクと同じく新生銀行系列であることを掲げています。
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【第1章第6節】アイフル
アイフルは大手消費者金融のなかで、
唯一、銀行のグループ会社となっていない、
いわば「独立系」です。
独立系でありながらも、
銀行の持株会社によって
子会社化されているSMBCコンシューマーファイナンスのプロミス、
アコム、株式会社SMBCモビット、
さらにレイク(新生銀行によるカードローンサービスで、貸金業法の適用範囲外という意味では消費者金融には含まれない。)
と同等の金利水準と
サービスを維持している“ツワモノ”です。
かつてチワワのCMでお馴染みでしたが、
愛くるしいチワワのイメージで
消費者金融の利用リスクをごまかしている
というクレームを受けたために、
現在ではお笑いコンビのバナナマンさんと、
いとうあさこさんが起用されたCMで有名ですね。
金利幅は5.5%~18.0%と、
他の大手消費者金融業者と同水準を維持していますし、
即日融資にも当然対応可能です。
最高利用限度額は300万円となっています。
他社借入れを一括借り換えする
「かりかえMAX」
や、アイフルでの融資を含めた
借り換えをおこなう
「おまとめMAX」
という商品も備えられています。
これらの借り換え商品の金利については、
かりかえMAXのほうが「一律12.0%」、
おまとめMAXのほうが「12.0~15.0%」
となっています。
これは銀行カードローン並みの金利水準ですから、
企業努力を垣間見ることができますね。
それ以外にも、
30歳以上、年収500万円以上を対象にした
低金利商品ファーストプレミアムカードローン(金利5.5~9.5%)や、
事業性ローンなど、
幅広い商品が用意されているので、
単なる消費者金融と見くびるわけにはいきません。
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【第2章】消費者金融
【第2章第1節】消費者金融とは
消費者金融という言葉は、
90年代になって
言われ始めた言葉です。
それ以前には、
同じ業界や同じ業務を指す言葉として
「サラリーマン金融」
がありました。
しかしバブル崩壊以降の強硬な取りたてや、
過剰な貸付を原因として、
その名前に対するイメージが
急・悪化しましたので、
この「サラリーマン金融」にかわって
「消費者金融」という言葉が
流布されるに至ったのです。
しかし「サラリーマン金融」であろうと
「消費者金融」であろうと、
その字面を見れば、
行おうとしている内容が
同じであることがわかります。
「サラリーマン」は給与を得ている人です。
そして、「消費者」は物を買う人です。
ポイントは、いずれも取引の相手が
「個人のみ」
であるということですね。
サラリーマン金融も消費者金融も、
個人に対する金融業務、
すなわち、融資をおこなっている
業者のことを指します。
銀行や信用金庫なども
個人向け融資を業務のうちに含んでいますが、
銀行、信用金庫の業務範囲は
それにとどまらないということは
皆さんもご存知の通りです。
企業への融資や、
国債の購入など、
その業務は多様です。
さらに消費者金融の業務は、
購入対象が決まっているローンとも
異なっています。
この種のローンでは、
業者はその購入商品の販売店に対して
お金を支払うことになるので、
取引対象が個人「のみ」ではなくなってしまいます。
このような業務は、
消費者金融の業務には含まれません。
一方、サラリーマン金融や消費者金融
と呼ばれる業者の業務は、
基本的には
「個人への融資のみ」
ということになっています。
その点を強調するがゆえに
「サラリーマン金融」「消費者金融」
という呼び方が適用されています。
ここから派生して、
金融機関の収益情報を調べ上げる
統計調査などでは、
銀行、信用金庫における
個人融資業務のことを、
「消費者金融業務」と呼ぶことがあります。
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【第2章第2節】消費者金融のメリット
消費者金融を利用するメリットというのは、
何と言っても
「急にお金に困ったときのお財布がわり」
すわなち、
融資までのスピード
を挙げることができます。
消費者金融のキャッシング
は銀行カードローンと異なり、
カードの発行を待たずとも指定口座への振込みを依頼できる
ので、手続きがポンポン進むわけですね。
株式会社SMBCモビット、プロミス、アコム、アイフル等の大手消費者金融業者
は、どこもほぼ例外なく
「
即日融資(即日キャッシング)
」
をうたっています。
※株式会社SMBCモビットの即日キャッシングは「14:50までの振り込み手続き完了で当日振込可。審査結果により不可の場合有。」になります。
あるいは、これら大手以外の中堅業者でも、
即日の融資をうたっているところはあります。
これら消費者金融業者の
「即日融資」
というのは、
けっして誇大広告ではありません。
確かに消費者金融の審査にも当然、
所属企業への在籍確認というプロセスが存在しますから、
その在籍確認の際に、
すでに会社がしまっていたり、
個人情報保護の観点から
うまく在籍確認ができずに
手間取るということがあると、
日にちがずれこむこともありますけれど、
そういうことがなければ、
本当に即日融資(即日キャッシング)が実現します
。
※株式会社SMBCモビットの即日キャッシングは「14:50までの振り込み手続き完了で当日振込可。審査結果により不可の場合有。」になります。
しかも、
株式会社SMBCモビットなどでは「WEB完結
」
を導入し、
利用者の社会保険証と給与明細を提示し、
なおかつ三菱東京UFJ銀行か三井住友銀行の
普通預金口座を持っているという条件付きで、
なんと
会社への電話連絡なしで本人確認を行う
という方法をとっています。
これを利用すれば、
在籍確認で手間取って
日にちがずれこむ心配すらありません。
最近は個人情報保護に気を配る
企業も多いですから、
もしかすると、今後は
この方法が主流になっていくのかも知れませんね。
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【第2章第3節】消費者金融のデメリット
消費者金融でのキャッシングでは、
融資が早く審査が簡単といったメリット
の反面、
金利が高いというデメリットが存在します。
消費者金融でお金を借りる場合には、
たいてい大口ではなく、30万円、せいぜい50万円の小口での借入れ
で利用することが多いと思うのですが、
このくらいの額に対して付される金利は消費者金融の場合、
18%前後
です。
銀行のカードローンですと、
30万円から50万円の借入れに対して
付される金利は14%前後ですから、
4%ほど割高だということになります。
この4%は年率ですから、
例えば、30万円の4%というと、
1万2千円ですね。
30万円を借りた場合、
消費者金融は銀行カードローンに比べて、
およそ1万2千円の損をするという計算です。
まあ、1万2千円ですから、
そこまで驚くような額でもありませんね
。
これを多いと見るか少ないと見るかは人次第ですよね。
ところで、銀行カードローンではなく、
労働金庫のカードローンや、
一部のネット銀行(住信SBIネット銀行のことですが)では、
このレベルの小口融資に対してなんと10%台、
あるいは、それ以下の金利が実現できます。
そうなると8%以上の開きとなり、
30万円の借入れですと、
年額にして2万4千円の開きが出てきます。
これはちょっと大きいですよね。
日雇いアルバイト3日分くらいでしょうか。
このように、消費者金融の金利というのは、
やや割高です。
昔はこのデメリットに加えて、
強硬取立てや、
無理やりの過剰貸し付けといった
悪徳な面も強調されていましたが、
最近は法改正が行われ、
しかも銀行の子会社化していますので、
その点のデメリットは非常に減退してきたと言えます。
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【第2章第4節】必要書類
消費者金融に新規申込みをするときには、
どんな必要書類を用意すればよいのでしょうか。
これに関しては、
まったくむずかしく考える必要はありません
。
まず、50万円以下、
もしくは、他社とあわせて100万円以下の借入れを考えている場合には、
「
身分証明書
」
だけで大丈夫です。
つまり、
免許証、保険証、住民基本台帳カード、パスポートといった類のもの
です。
ただし、2点だけ注意があります。
1点目は、免許証が交付されている人は、
免許証を見せないといけないということです。
というのは、
貸金業法によって、
免許証所持者について、
貸金業者はその免許証番号を控えなければならない
と定められているからです。
次いで2点目は、
この身分証明書においては、
「現住所」
がしっかりと記載されていなければいけない、
ということです。
つまり、引越しをしたばかりで
住所変更がされていない身分証は無効
ということになります。
ただし、社会保険証のように、
裏面に手書きでかける欄があれば、
そこに手書きで書いてしまって構いません。
これについては、犯罪収益移転防止法によって定められていて、
金融機関であればすべて、
「氏名、生年月日、現住所」
記載の身分証の提示を
求めなければならないのです。
さて、
小口融資であれば以上のものを提出すれば事足ります
が、冒頭の借入れ条件を超えた融資に関しては、
源泉徴収票、給与明細、確定申告の控えなどを
提出する必要があります。
これは、
「
総量規制
」
による定めですね。
しかし、逆に言ってしまえば、
消費者金融の新規申請で要る書類は以上です。
ある意味、
手軽すぎて拍子抜け
してしまいますね。
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【第2章第5節】総量規制対象外とは
よくメガバンクや地方銀行、
それから信用金庫、労働金庫の
カードローンの宣伝や説明書きのところに
「総量規制対象外だから安心」
などといった触れ込みが
書いてあったりします。
あの「総量規制対象外」って
どういう意味でしょうか。
このことを考えるにあたっては、
まず総量規制対象「内」が
何なのかを考えるのが
手取り早いですね。
総量規制対象「内」とは、
ずばり消費者金融を専業にする業者、
それからキャッシング枠を持つ
クレジットカードを発行する
信販会社のことです。
これらの業者は、
貸金業法という法律内にある
「総量規制」
というルールに
従わなければなりません。
この貸金業法というのは、
その名の示すとおり、
貸金=融資
を行う事業者を縛る法律ですが、
別途の法体系の縛りを受けている
金融機関は対象外であるという規定が、
その法文のなかに書き込まれています。
その金融機関というのが、
言うまでもなく、
銀行、信用金庫、労働金庫
であるわけですね。
これらの機関はしたがって、
「総量規制」の対象外
であると同時に、
「貸金業法」の対象外
でもあります。
最後にこの総量規制の内容ですが、
「年収の3分の1を超えて貸付を行ってはいけません。」
「一社50万円以上、もしくは他社とあわせて100万円の限度額を希望するときには収入証明を出してください。」
というのがその内容です。
過剰貸付を抑止するための決まりごと
ですね。
このルールが銀行などには適用されませんよ、
というのが
「
総量規制対象外
」
の意味なのです。
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【第2章第6節】即日審査とは
キャッシング、カードローンなど、
あらゆる個人融資向け金融商品において、
近年つとに目立つキャッチフレーズが、
「
即日
」
です。
読んで字のごとく、
「
その日のうちに
」
ということを表す
「
即日
」
ですが、
「
即日
」
を用いた表現には、
4つくらいの種類があります。
「
即日融資(即日キャッシング)
」
「
即日発送
」
「
即日回答
」
「
即日審査
」
の4つですね。
※株式会社SMBCモビットの即日キャッシングは「14:50までの振り込み手続き完了で当日振込可。審査結果により不可の場合有。」になります。
このうち、注意を要するのが
「即日審査」
です。
なぜ注意を要するかというと、
その語義が少しだけ曖昧だからです。
あるいは、この即日審査という言葉は、
他の3つの
「即日融資」「即日発送」「即日回答」
を包括する上位概念とも言えるかもしれません(無駄に堅い言い回しですみません)。
順に見ていきましょうね。
まず
「
即日融資(即日キャッシング)
」
というのは、
「
その日のうちに、お客さんがお金を借りられるようにしますよ。
」
という意味です。
※株式会社SMBCモビットの即日キャッシングは「14:50までの振り込み手続き完了で当日振込可。審査結果により不可の場合有。」になります。
利用者は、
その日のうちにキャッシュ=現金を手にとることができる
ということです。
対して、
「
即日発送
」
というのは、
銀行カードローンのローンカードや、
キャッシング機能付きクレジットカードなどが、
その日のうちに発送される
という意味です。
それらの商品は、
カードがないとお金を借りられない
ので、
即日発送イコール即日融資(即日キャッシング)ではありません
。
※株式会社SMBCモビットの即日キャッシングは「14:50までの振り込み手続き完了で当日振込可。審査結果により不可の場合有。」になります。
「
即日回答
」
は、
審査の結果をその日のうちにお知らせします
という意味です。
融資やカード発行が
その日のうちに行われる保証はありません。
そして、
即日審査
というのは、これら
3つの「即日」
を統括する言葉と言えるでしょう。
ですから、どの意味にもとれますが、
ニュアンスとしては、
「即日回答」
に近いとも言え、
具体的にどういう意味なのかは
各金融商品の詳しい解説
をよく読んでから判断しましょう。
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【第2章第7節】返済の注意点
消費者金融で借入れを行う場合、
返済時にはどのような注意点が
あると思われますでしょうか?
この点について、
一緒に見ていくことにしましょう。
第一に言えるのは、当たり前のことですが、
「
遅延してはいけない
」
ということです。
ただし、これは単に借入れをしている
業者との信頼関係が崩れるとか、
民事訴訟に発展するとか言う意味ではなく、
「
遅延の情報が後々にまで残る
」
という意味において、
注意が必要であるということです。
定められた期日にお金を返す
という作業は、
些細な作業ですが、
ちょっと面倒くさいというのも事実です。
けれどその面倒くささに引きずられて、
1日、2日と遅延をしてしまうと、
その情報が業者が加盟する
信用情報機関に登録される
ことになります。
つまり、例えば消費者金融の
金利は高いからという理由で、
銀行カードローンに鞍替えしようというときにも、
返済遅延の情報がカードローン審査の際に照会される
ということです。
これは大きな痛手ですよね。
それからもうひとつ、
返済の注意点ですが
「
出来ることなら短い期間で返す
」
ということが挙げられます。
消費者金融の返済方式は、
毎月一定額を支払う方式が基本
であり、
定められた最低額さえ満たしていれば
それで良いわけですが、
返済期間が長引いてしまうと、それだけ多く金利を支払う
ことになります。
これは10万円くらいの
小口融資でも変わりません。
結構、損になります。
10万円ですと毎月5千円くらいの返済ですから、
公共料金の引き落としくらいの感覚で
その額に安住してしまいますが、もし
お金に余裕が出来た場合には多めに返済してしまう方が長い目で見て圧倒的にお得
なのです。
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【第2章第8節】審査方法
消費者金融でキャッシングをする際、
いったい
どのような形式で審査が行われているのか?
は、とても気になりますよね。
実は消費者金融と言っても
審査の流れそのものは、
銀行や信用金庫のカードローンや、
クレジットカードのキャッシング枠の審査などと、
基本は何も変わりません。
そもそも最近は、
業務提携の進展によって、
銀行カードローンの審査を
銀行の子会社となった消費者金融業者が担っている場合が多い
ので、
そういった側面がますます強くなっています。
カードローンをネットなどから申込む際に、
そこに記入する個人情報の
使途についての同意書が提示されますから、
同意書の内容をちょっとのぞいてみてください。
そこに
「
保証会社
」
という項目について必ず記載があります。
保証会社というのは、
もし貸し倒れがあった場合に、
保証人や担保などの代わりに
その貸し倒れ分を保証する会社のことですが、
実質的に限度額の審査会社でもある
のです。
そして大手銀行のカードローンであっても、
保証会社のところに
よく耳にするような消費者金融の名前
が書かれているのです。
審査内容
については
「まず申込書フォームに記載されている氏名、
現住所、生年月日と、
送付された本人確認書類(免許証など)
の情報とが一致しているかどうかを
確認したうえで、
申告されている居住年数、勤続年数、
勤務先、年収をチェックします。
また、その業者が加盟している
信用情報機関に問い合わせ、
利用者が過去に返済遅延や
法的事故を起こしていないかを調べ、
さらに他社での借入れは
いくらかをチェックします。
これらを蓄えられたデータに照らして判断し、
融資枠を決定する。」
という流れになります。
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【第3章】借り入れの種類
【第3章第1節】即日融資、即日キャッシング
消費者金融の最大の売りは、
「
即日融資(即日キャッシング)
」
が実行可能なことです。
※株式会社SMBCモビットの即日キャッシングは「14:50までの振り込み手続き完了で当日振込可。審査結果により不可の場合有。」になります。
そこで、
即日融資(即日キャッシング)
が、どのような流れで
可能になるのかについて解説します。
インターネットからでも、
店頭でも、無人契約機でも、
いずれにおいても、
即日融資(即日キャッシング)
は原則可能です。
※株式会社SMBCモビットの即日キャッシングは「14:50までの振り込み手続き完了で当日振込可。審査結果により不可の場合有。」になります。
インターネットからの場合、
消費者金融のホームページにある
申し込みフォームに必要事項を記入
し、送信します。
ここでフォーム上の
仮審査
が行われます。
これは端的に言うと、
総量規制に合致
しているかや、
過去に遅延や法的事故等、貸し倒れリスクがないか
の審査です。
仮審査が良好であれば、
入力したメールアドレス宛に
受付の通知と、本人確認書類の画像を送信するための宛先
が送られてきます。
そこに自分の
免許証や保険証などを携帯電話で撮った写真(スキャナで取り込む必要はありません)を送信
します。
その後、自分の電話へ
電話連絡
が入ります。
さらにその後、
会社への電話連絡などによる
在籍確認
がスムーズに終わりさえすれば、
すぐに指定した口座にお金が振り込まれる
ことになります。
これがまさに、
即日融資(即日キャッシング)
ですね。
※株式会社SMBCモビットの即日キャッシングは「14:50までの振り込み手続き完了で当日振込可。審査結果により不可の場合有。」になります。
無人契約機でもこの流れは一緒です。
本人確認書類をもって無人契約機のところへ行き、
必要事項を記入して、
本人確認書類を契約機の所定の場所に
セットして読み込ませれば、
あとはまったく同じプロセスで
審査と連絡が入ります。
即日融資(即日キャッシング)
だからといって、
特別な手数料が取られるなどということはありませんから
ご安心ください
。
※株式会社SMBCモビットの即日キャッシングは「14:50までの振り込み手続き完了で当日振込可。審査結果により不可の場合有。」になります。
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【第3章第2節】融資額
消費者金融やカードローンにおける
融資額というのは、
基本的に利用者の年収、会社の格付け、
会社への勤続年数、現住所への居住年数、
そして、これまでの返済履歴などから
総合的に判定されます。
当然、消費者金融および信販会社による
融資の場合には、
総量規制の枠内で上限が判定
されることになります。
この融資額ですが、
「
限度額
」
と
「
極度額
」
という二つの言葉が用いられることがあり、
非常に混乱をきたすことがあるのですが、
この点を一瞥しておきましょう。
まず「極度額」ですが、
「極度額」というのは
利用者が借り入れることのできるMAXの金額
のことを指しています。
MAXの範囲内であれば何度でも借りて返すことができる
のです。
それに対して「限度額」なのですが、
これは、実は、
「極度額」と同じ意味で使われることが多くあります
。
むしろ極度額と限度額は
「同じ意味」
が基本形であると思って下さい。
この基本形に変化球が加わります。
極度額とは異なる意味での「限度額」
の使い方ですが、
それは
「
利用者の申し出によって定められた借り入れの上限額
」
のことを指します。
つまり、業者としては
本当はその利用者に
500万円貸し出せるのだけれども、
利用者側が、過剰な借入れを
自身で警戒するなどの理由から、
とりあえず初期設定的に
100万円までしか
借入れできないようにする、
という形で設定される額を
「限度額」
と呼ぶわけですね。
こういった用語の違いは、
正直「カードローン」の範囲内で
見ていると非常にわかりにくいのですが、
「極度額」という表現が持つニュアンスとしては「カードローン」のように「その範囲でなら、何回でも借りられます」という形態の商品に紐付けられた言葉
であると捉えたほうがより正確です。
一方、
「限度額」というのは「フリーローン」に紐づけられるような形で「その都度の契約」で定められる上限額というニュアンス
でとらえられます。
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【第3章第3節】低金利
低金利の個人向け融資や消費者金融商品
というのは、
まず銀行、信用金庫、労働金庫の
カードローン
に目立ちます。
労働金庫の場合には、
30万円程度の小口融資であっても、
金利が8%以下
であったりと、
非常に低金利の融資を
受けることができます。
ただし、信用金庫、労働金庫は、
自分の居住地や勤務先が
その店舗の営業管轄内である必要があったり、
年収や勤続年数などの条件が
あらかじめ明示されている
(年収150万円以上、勤続1年以上といった条件が目立ちます)
場合があります。
またネットからの申込みに応じていない商品が多いですし、
融資が降りるまで1~2週間かかる場合もありますから、
やはり
低金利であるぶん手続きはやや手間取る
ことになります。
けれども、信用金庫や労働金庫の商品は、
信用金庫・労働金庫の
会員になっている必要があるのかと思いきや、
実はそうでなくても
融資を受けられる可能性のある商品も
存在していますので、
試しに申し込んでみる
価値はあるでしょう。
また、低金利ということで言えば、
利用限度額(極度額)が高く設定
されていれば、それ自体、
低金利の金融商品を利用できている
ことになります。これは、
消費者金融でお金を借りる場合も同様
ですね。
利用限度額に対する金利を
明示してある業者もありますが、
そうではない業者もあります。
収入の水準が低い場合には、
利用限度額が低くなり、
それに対応する金利が
高くなってしまうのが普通ですが、
利用限度額との対応が
明示されていないということは、
日ごろの利用状況によっては金利が優遇
されたり、
相談によっては金利の融通が利きうる
ということでもあります。
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【第3章第4節】無利息および即日キャッシングの裏技
消費者金融などのキャッシング商品では
「
無利息サービス(※プロミスだとメールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。)
」
といったものを見かけます。
具体的には、まず
プロミス
(SMBCコンシューマーファイナンス)では、
30日間の無利息期間
が設けられています。
次いで、新生銀行カードローンレイクも
同じく30日間の無利息期間、
もしくは5万円まで180日間無利息
というサービスがあります。
※この両者は併用不可で、後者のサービスは2013年の3/31までです。
さらに同じ新生銀行グループの消費者金融である
ノーローンでは
1週間の無利息期間が設けられています。
これはけっこう大きいサービスです。
まず単純に
1ヶ月分、通常よりも金利が浮きます
。
実質年率が18%であるとすると、
借入残高×(0.18÷12)
の額だけ、
支払いが免除される
ということですね。
残高が30万円の場合は
初月の利息は4,500円ですから、
4,500円が浮くわけです。
これって結構大きいですよね。
仮に1週間無利息であったとしても
千円くらい浮きますから、
ちょっとした特典のように
思えるかも知れませんが、
この無利息期間は、わりとお得なので有効活用したほうが良い
と思います。
またさらに、
次のメリットが思いつきます。
銀行カードローンや信用金庫などのカードローンでは融資までに時間がかかる
ので、
急ぎで無利息期間ありの消費者金融で借入れ
をしてしまったような場合ですが、
この与えられた無利息期間の1ヶ月を使って、
銀行カードローンなどに借り換えをしてしまえば、
消費者金融に一銭の金利も支払わなくて済む
ことになります。
これは時間がなくて
比較的低金利なカードローン商品を
利用することができない場合の
裏技
ですね(別に「裏」というほどのことではないのですけれど)。
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【第3章第5節】レディースローン
消費者金融のサービスのなかに
「
レディースローン
」
と呼ばれるものがあります。
このレディースローンとは一体何なのでしょうか?
結論から述べますと、
レディースローンは、
レディースローンではない普通のキャッシングと
「ほとんど何も変わりません。」
ほとんど何も変わらないという意味は、
金利も、限度額も、
そして、申込み手続きも、
何も変わらないということです。
映画館のレディースデイのような
優遇があるというわけではありません。
少なくとも金融商品としての
性質に変化はないのです。
では、レディースローンなる商品とは、
いったい何なのでしょうか?
それは、
女性でも「抵抗感なく」お金を借りることが出来ますよ
という消費者金融業者側の
「気配り」
のことです。
その気配りの内容の最たるものは、
受付担当が女性
であるという点です。
ほとんどの業者では
「レディースローン」というのは、
ただそれだけのことを指し示しています。
ただし、株式会社アトモスなどのように
ブライダルローン、出産ローンなど、
女性に特有の出費(とは言え本来は夫婦共出費がありますが)
に対するローン商品を
取り揃えているところもあります。
ちなみに、
専業主婦に対するキャッシングについては配偶者貸付という総量規制の例外枠によって貸金業法で認められている
のですが、
消費者金融ではかつてはOKだったはずが
認められていないことがよくあります。
特に、
大手消費者金融はどこも専業主婦(主夫)への貸付を認めていません
。
一方、銀行カードローンなどでは
30万円などの上限に
配偶者貸付を認めている場合がよくあります。
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【第3章第6節】学生ローン
世の中には
「学生への融資」
をうたう
学生ローン
と呼ばれる商品を取り扱う
消費者金融業者があります。
この学生ローン、
一見するとお金に困りがちな
学生に救いの手を差し伸べる
良心的な(若衆宿のような)
業者だと思いがちですが、
いくぶん注意が必要
ですので、
その点も含めて解説いたします。
東京都内の大学が集まる立地のところに、
学生向けキャッシングサービス
を展開している
業者およびそのサービスを指して
学生ローン
と呼ぶのが一般的です。
学生ローンは、
大学生、専門学校生、短大生などに対して、
使途自由金の融資を
行うことを第一に掲げていますが、
学生以外の一般人に対しても
融資をおこなっている場合があります。
ところで、民法によると
20歳未満の未成年には、
法定代理人(要するに親ですね)
が認めていない契約については、
それを取り消すことができます。
しかるに、
法的に罰則があるわけではないものの、
ほぼすべての消費者金融業者は
契約条件を
「
20歳以上
」
と定めています。
そういうわけで、
学生ローンも20歳以上
としているところが多いようです。
また学生ローンを利用する学生は、
おおかた
親に内緒でお金を借りたい
場合が多いので、
法定代理人の追認を得ようがありませんから、
おのずと業者も
20歳以上に条件を設定せざるを得ません。
学生ローンの金利は、
大手消費者金融業者とさして変わらず
上限18%前後
です。
さすがに
大口融資は認められておらず50万円上限
のところが多いですね。
注意すべき点
として、学生ローンのなかには
「学生証の提示だけでOK」
としている業者を見かけることがありますが、
このような本人確認方法は、
犯罪収益移転防止法に違反
しています。
同法では貸金業者を含む金融業者は、
国または自治体発行の
身分証によって氏名、現住所、生年月日を
確認せねばならず、
学生証はこれに当たりません
。
手軽で魅力的に見える
「学生証だけでOK」
という触れ込みは、
場合によっては悪徳業者のサインかも知れませんので、
もしこの触れ込みに出会ったら、
犯罪収益移転防止法の話題を
さりげなく聞いてみるのが良いでしょう。
貸金業者として登録営業しているか否かのチェック
もお忘れなく!
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【第3章第7節】おまとめローン
幾つかの消費者金融業者に渡って
借り入れをした場合には
「
おまとめローン
」
という選択肢を
念頭に置いた方が良いかも知れません。
おまとめローン
というのは、
複数の債務を一つの業者にまとめる金融商品
のことです。
「
借り換え
」
とも言えますが、
おまとめローンという商品の特徴は、
新たに借り入れた分のお金を
"
必ず
"
それまでの他社の借り入れに充当しなければならない
という条件が付いているのが普通です。
つまり、一つの貸金業者が
他社への返済を代行するシステム
なのです。
そこで、
「
借り換え
」
について、より具体的に説明すると、
例えばすでに3社で300万円の借り入れがあって、
借り換えのために、
別の1社(要するに4社目)で
新たに300万円借りて、
それを他社への返済に充てる場合、
新たに借り入れた300万円の使途が原則として自由
であるというのが
一つの問題点となります。
というのも、
借り換え目的で借りたは良いが、
ある商品が欲しくなったので、
300万円のうち20万円をそれに使ってしまった、
ということが起こり得ます。
「おまとめローン」というのは通常そういうことはできません
。
※ただし、単なる借り換えを「おまとめ」と表現している業者も、それはそれで実際普通に存在します。
おまとめローンの意義
というのは
「
金利を低く抑えられる
」
可能性があるということです。
借り入れの金利というのは、まず
融資額に応じて変動
し、一般に
小口ほど高い
ため、
まとめて大口にすることで金利を下げる
ことができます。
このようにして
返済を低金利化する商品がおまとめローン
なのです。
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【第3章第8節】不動産担保ローン
消費者金融でも、銀行カードローンでも、
個人向けの使途自由融資の場合には、
無担保ローンの形態をとることが普通です。
特に、カードローンの場合はそうです。
私たちは借金というと、
連帯保証人だの不動産担保だのがとられて、
返済が滞ると
それらの担保に手が伸ばされ、
経済的にどんどん追い詰められるという
イメージを(ドラマや漫画の影響もあってか)
抱いてしまいがちですが、
こと個人向け使途自由融資に限っては、
そういうことはありません。
貸し倒れ時の保証は保証会社が担っており、
保証会社の保証料を「含んだ」額を私たちは金利として支払っている
のです。
ただ、大手の金融機関としては
非常に珍しい例ですが、
三井住友信託銀行が
不動産担保型のカードローン商品を
販売しています。
こちらは、自宅を担保にすることを条件に、
最高上限1,000万円まで
借り入れができる商品です。
不動産担保ローンというのは
事業性資金や使途固定融資などで
用いられる場合が多いので、
このように個人向けカードローンで
不動産担保というのは
とても珍しいのです。
ちなみにカードローンではないか
フリーローンであれば、
同じ個人向け融資であっても
不動産担保ローンというのはあります。
カードローンが、与えられた極度額の範囲内であれば何度でもカードを用いて借りることができる
のに対して、
フリーローンは、その都度契約書によって借り入れを行うタイプのローン
のことです。
不動産を担保にとるタイプのフリーローンは、
不動産評価額次第で
場合によっては
億単位の融資までなされます。
※もちろん使途は要相談かつ審査は極めて厳格ではありますが。
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【第3章第9節】事業者ビジネスローン
銀行のカードローンや
消費者金融のキャッシングは
使途自由融資ですが、
ひとつだけ条件
が付いていますね。
その条件というのは
「
事業性資金をのぞく
」
というものです。
それもそのはず、
事業性資金というのは、
行く末が成功するか失敗するかが不明な
不確実性
のため、貸金業者にとってみれば、
一段と高リスクな融資
になります。
したがって、事業性資金として融資を行う場合は、
それ専用の金融商品によって
融資を行うことになっています。
その金融商品というのが、
事業者向けのビジネスローン
などと言われている商品です。
かつては「
商工ローン
」
という言葉が使われていましたが、
一時、この商工ローンで
高利と強硬な取りたてが
問題になったことから、
この言葉はあまり良い意味では
使われていません。
事業性資金の融資は、言うまでもなく、
貸金業法の総量規制の対象外
です。
これは個人事業主の場合でも同じです。
それはそうですよね。
自分の年収の3分の1しか
お金を借りられないのであれば、
やりたい事業など何もできません。
そのようなわけで、銀行だけでなく、
消費者金融などが提供する
事業者向けローンでも、
原則として総量規制を気にすることなく申請することができます
。
ビジネスローンの申請にあたっては、
開業資金として申請する場合、
事業計画書(借入計画書)を
提出しなければなりませんが、
事業の運転資金として借り入れる際には、
計画書について不問である場合もありますので、
あまり気負わずに
一度業者に相談してみるのが良いでしょうね。
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【第4章】消費者金融以外の借入
【第4章第1節】銀行ローン
消費者金融以外の借入で
一般にまず思い浮かぶのは、
銀行が直に運営している
ローン商品がありますね。
住宅ローンや
教育資金用の使途固定ローンはもちろんのこと、
使途自由のカードローン
およびフリーローンなど、
銀行には幅広い商品が取り揃えられています。
ここでは消費者金融と
利用目的と利用方法が重なるカードローン
について一瞥しておきましょう。
銀行カードローンは与えられた利用限度額の範囲でなら何度でも借り入れを行うことができる商品
です。
使途は事業性用途をのぞけば、
自由です。
これに似た銀行商品として
フリーローンがあります。
しかしながら、
フリーローンは使途自由でありながらカードローンのように「繰り返し使える」ものではなく融資を希望するたびに契約書を提出しなければなりません
。
それで一般には、
カードで借りるカードローン
、
紙で借りるフリーローン
という構図で知られています。
カードローンの金利は、
一般的に消費者金融のそれよりも安く設定されており、
利用限度額が高い場合、
両者の差は1~2%に収まりますが、
100万円以下の小口融資
の際には、
両者の金利差が広がります。
具体的には、
消費者金融が18%前後
であるのに対して
銀行カードローンが14%前後
です。
銀行カードローンは、
メガバンクだけでなく
全国の地銀、第二地銀も
例外なく取り扱っています。
ちなみに、メガバンクだから、地方銀行だから、
といったことで特に金利が
変動しているわけではありません。
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【第4章第2節】信販会社カードローン
信販会社によるカードローンというのは、
消費者金融や銀行のカードローンに比べると、
馴染みが薄い場合があるかもしれませんが、
要するに、
クレジットカードを発行している会社がキャッシング専用に「ローンカード」を発行
しているということです。
例えば、ジャックス、アプラスグループ、セディナ、オリコ(オリエントコーポレーション)、クレディセゾン
などが提供するローンカード商品がそれに当たります。
これら信販会社によるカードローンは総じて、
消費者金融と同程度の金利水準
にあります。つまり、
上限が18%前後
ということですね。
しかしながら、例えばジャックスが
年収400万円以上収入条件のもとに
発行しているローンカード
「プレミアビアージュ」の金利は、
4.5~14.4%と一般的な銀行カードローン並みの
水準となっています。
また、クレジットカードをはじめとした
「カード」発行に強み
を持っているためか、
一つの業者が数種類のローンカードのラインナップを持っている
というのも信販会社の特徴かも知れません。
オリコならば3種類、
セディナなら5種類、
クレディセゾンやジャックスは2種類
といったバリエーションがあります。
信販会社というのは
クレジットカードの印象が一般に強いのですが、
実のところ、
地銀や信用金庫などが運営するカードローンの保証会社を担っている
ぐらい、融資業務には積極的です。
その結果、
クレジットカード会社の収益は、
加盟店手数料や分割払い手数料「ではなく」、
キャッシングの利息が主要な収益源
となっているのです。
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【第4章第3節】クレジットカードのキャッシング枠
お金を借りるにあたっては、
消費者金融などのカードローン
といった直接的な方法とは別に、
クレジットカードに付帯されているキャッシング枠を利用する方法
があります。
クレジットカードのキャッシング枠というのは、
利用者にとって、とても敷居が低く、
使い勝手が良いものです。
クレジットカードは誰でも持っているものですし、
ショッピング一括払いが主たる利用方法でしょうから、
クレジットカードを用いてキャッシングを
行ったとしても
誰に知られるわけでもありませんし、
カード申請時の在籍確認においても
「クレジットカードの在籍確認です。」
と何の抵抗も無く職場に伝えることができます。
クレジットカードのキャッシング枠の金利は、
消費者金融のものとそう変わらず下限5%前後から上限18%前後という水準
となっています。
クレジットカードでの審査ではキャッシング枠の審査と同時にショッピング枠の審査も兼ねています
。
ショッピング枠というのは
割賦販売法
によって定められている枠であり、
基本的には分割払いやリボ払いなどの
利用上限に準じた形で、
一括払いも含めた
総利用上限
が定められます。
ショッピング枠に関しても、
過剰与信を回避するために、
収入から生活資金を引いた額に一定割合を乗じたものを基準
とするように金融庁からお達しが出ています。
貸金業法の総量規制のようなものですね。
カードが届くまでには、
場合によっては1ヶ月近く時間がかかることがありますが、
利用範囲の広さと、
堂々と使える心地良さがあるので、
お金を借りるにあたっては
手放したくないツールとして
重宝されています。
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【第4章第4節】クレジットカード現金化
消費者金融等のカードローン以外で、
使途自由資金を得る方法として、
近年「クレジットカードの現金化」
という手法が
取り上げられることがあります。
最初に但し書きを入れておきますが、
クレジットカード現金化は違法性の高いもの
です。
法律上、この行為を禁止した条文は明示されていませんが、
法解釈において貸金業法や出資法などに違反する
という見解を弁護士会や行政は示しています。
クレジットカードの現金化が
どういう手順によるものなのかを
以下に簡単に説明します。
まず、クレジットカード会社の
加盟店になっているA社があるとします。
A社が現金化を担う「業者」
であると考えて下さいね。
A社がBさんに商品を売ることとします。
Bさんがショッピング枠の現金化を望む利用者に相当します。
A社がBさんに販売する商品は何でも構いません。
実質、ガラクタでも構わないのです。
A社がガラクタを「30万円」でBさんに販売します。
次に、Bさんがそれをクレジットカードで購入します。
その後、BさんがそのガラクタをA社に「20万円」で売ります。
そして、A社はBさんに20万円の現金を渡します。
どうですか?
この手順により、
Bさんが現金20万円を得て、
一方のA社はクレジットカード会社から
30万円分の代金の支払いを得ることができます。
※加盟店手数料が引かれますので、差額分を多くとっておくことがA社にとっては重要になります。
これは実質、
貸金業と何も変わらないというのが
弁護士会と行政の判断です。
そうであるならば、
貸金業者として届け出ていないのは違法だし、
売買差額が出資法で定める上限金利分を超えていた場合は、
やはり違法だということになります。
また、クレジットカードのショッピング枠は
転売目的の利用が禁止されていることが一般的であるため、
クレジットカード利用者の側も、
クレジットカード会社から訴追を受ける
リスクがあります。
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【第5章】注意すべきポイント
【第5章第1節】悪徳消費者金融
銀行や信用金庫等以外の
消費者金融や信販会社などを
貸金業者と言うわけですが(広義には銀行業なども含みます)、
貸金業者が営業を行うに当たっては
都道府県もしくは
財務局に登録の届出が必要なことが
貸金業法によって定められています。
金融庁のデータによると、
貸金業者の登録件数は
おそるべき速度で
「減少」しています。
登録制度が開始されたのは
1984年のことですが、
その2年後には
47,504件もの貸金業者が
登録していました。
これが過去最多の件数です。
それがまずバブル崩壊の影響によって
80年代後半に1万件以上減りました。
その後徐々に登録件数は減り、
それでも2万件以上もの
貸金業者が登録されていました。
ところが、2004年1月の
闇金融対策法
の施行によって
登録数がガクっと下がることになります。
さらに、2007年から2010年にかけて
段階的に施行された
改正貸金業法
が追い討ちをかけ、
2012年の登録件数は2,256件となりました。
なんとこの10年もの間で
25,000件もの貸金業者が
登録を抹消していったのです。
2012年までに生き残った業者は、
86年のピーク時の5%にも
満たない件数なのですから、
法改正が実に強力に影響を
及ぼすわけですね。
このような法的対策のおかげで、
高金利や強硬な取りたてをする
悪徳消費者金融というのは、
ずいぶんと影を潜めたと言えます。
けれども、ゼロになったわけではありません。
例えば、あなたのケータイに
変なメールが来ませんか?
「よそでダメでも、うちなら貸します。」
というダイレクトメールが。
非常に怪しいですね。
都道府県の登録番号を
記載している場合がありますが、
それは偽装番号である可能性が非常に高いのです。
そういった貸金業番号で
本当に登録されているかどうかは、
金融庁
のホームページで簡単に調べられます。
甘い誘惑に乗せられないように、
しっかりと番号の確認をしておきましょう。
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【第5章第2節】返済が遅れたら
キャッシングの返済が
遅れた場合、
原則として、
契約書に記載されている
「
遅延損害金
」
を支払わなければなりません。
遅延損害金は
貸金業者の任意だけでは
決めることができず、
利息制限法により上限金額が定められています
。
特に、貸金業者の場合には
利息制限法の第7条によって
残高の2割まで
と定められています。
それを超える損害賠償請求は、
民事無効であるということです。
これは銀行や信用金庫を含む
あらゆる貸金業者に当てはまる規則
です。
そしてほとんどの貸金業者は、
遅延損害金の額を上限値、
すなわち、残高の2割に設定しています。
1日でも遅れると、そこから日割りで利息が加算されていきます
。
例えば、残高が10万円ある場合には、
遅延1日目の遅延損害金は
10万円×(0.2÷365)≒182円
です。
なかなかにもったいないですよね。
10万円でこれだけです。
額が大きければ
大変な損害になっていくのは
目に見えていますよね。
例えば、100万円の借入れなら
1日約1,800円となります。
うっかり1週間忘れていたら、
1万円の損害金に膨らみます。
消費者金融業者は、
もし期日に間に合いそうにない場合には、
相談に乗ってくれます。
返済額を減らしたり、
特例的に期日をズラしてくれたりと、
いろいろ融通は利かせてくれますので、
とにかく遅延損害金を支払うようなことにはならないよう
、
細心の注意を払いましょう。
できることならば、
返済方式をメインバンクからの自動引き落としにしておく
のが良いですね。
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【第5章第3節】多重債務
多重債務というのは
漫画やドラマでよく見る話題ではありますが、
まさか自分に降りかかってくるものではなかろう、
と思ってしまいがちです。
ところが、多重債務というのは
想像以上に自分に身近にある
アクシデントだと考えておいた方が良いでしょう。
誰しも多重債務者に
なろうと思ってなるわけではありません。
最初は些細なきっかけで
お金を借り始めたは良いが、
それが事故や災害、
あるいは人間関係のもつれ
などによって借金が膨らみ、
膨らんだ借金を
他社からの新規の借金で
返済し始めるところから
多重債務はスタートします。
多重債務に陥るかもしれないと
自覚をした場合には、
まず
法律の専門家に相談
することが先決です。
自分1人で解決しようと思わないことが大事
です。
もちろん、いきなり弁護士の事務所に
駆け込むというのは、
それ自体気の滅入る作業でしょうから、
まずは
自治体の法律相談所や法テラス、NPO
といった、
弁護士と市民の仲介役のようなポジションの
機関に相談するのが
精神的にも楽であると思います。
これらの機関に
相談することの目的は、
一刻も早く法的手段を
とるということではなく、
その機関に蓄積された多様な「知恵」を拝借する
という部分にあります。
多重債務に陥る原因は様々ですし、
その際の収入状況、
家庭環境も様々です。
例えば、親の介護が必要であるというような場合には、
介護に関わるコストを削るという部分に
相談内容が及ぶかも知れません。
子育て中の場合には
子育て費用を安く抑える工夫が、
また低収入の場合には
転職の可能性なども、
吟味され得るでしょう。
実のところ、
話し合うべき論点は
多岐に渡るのです。
三人寄らば文殊の知恵
とよく言われるように、
まずは近くの相談所に足を向けてみましょうね。
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【第5章第4節】自己破産、債務整理
キャッシングを利用する際に、
もっとも注意すべきなのが
多重債務です。
特に「
借金で借金を返す
」
という行為に手を染めてしまうと、
多重債務に一挙に触れてしまいます。
もし多重債務に足を踏み入れてしまった場合、
そこから先は
債務整理
を着実に行っていくこととなります。
「債務整理」という言葉自体は、
債務を整理すること、すなわち、
借金の返済に工夫を凝らすこと
を指す言葉に過ぎませんが、
多重債務の問題に関しては
一般に内容が段階に応じて区別されます。
まず、
任意整理
について説明します。
これは、弁護士や司法書士に間に入ってはもらうものの、
裁判所(=国家権力)の権限を用いないという意味で
「任意」の債務整理
ということになります。
具体的には
利息の見直し
や、
月々の返済額の見直し
などを貸金業者と話し合い、
手打ちに持っていこうとする交渉です。
この交渉が上手くいかなかった場合、
あるいは交渉をしても
債務整理ができそうにない場合には、
特定調停
という手順を踏み、
それでも無理な場合は
個人再生
という流れになります。
そして、特定調停、個人再生でも
上手くいかないというときには、
自己破産
という手段に及ぶことになります。
特定調停では最大で利息支払いの免除
が認められます。
個人調停では最大で残高支払いの8割が免除
されます。
そして、
自己破産では生活資金を残しながら返済に充てられる分を差し引いた債務残高が免除
されます。
もし本当に多重債務から抜け出せない場合には、
早急に弁護士に相談し、
これらの手段の段階的な適応も考慮に入れなければなりません。
なぜなら、それが多重債務者を救う手段であり、
多重債務者が問題を解決し、
再び健全に社会復帰するための
最短ルートであるからです。
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【第6章】まとめ
【第6章第1節】消費者金融の世界
消費者金融を利用するときに、
気になることって何でしょうか。
金利?担当者の対応?
返せなくなったらどうしようという不安?
やはりお金を借りるというのは
リスクのある行為ですし、
それも銀行や信用金庫といった
権威のある金融機関からの借り入れではないとなると、
不安は否応なしに高まります。
ただ、2000年代を迎えて以降、
消費者金融業界はずいぶんと
様変わりしました。
というのは、既に名前を知られていた大手消費者金融が、
日本を代表するメガバンクと業務提携を結んだためです。
まず、SMFGグループのSMBCコンシューマーファイナンスのプロミスがありますね。
そして、アコムは三菱東京UFJ銀行と提携関係を結んでおり、
これら両銀行のカードローンサービスでは各々の消費者金融業者が保証会社を担う
にまで至っています。
よくよく考えればすごいことですよね。
プロミスもアコムも、
金融業者としての前身は第二次大戦後にはじまります。
個人レベルの金融業者と、
これまた個人商の呉服店が始めた質屋がその始まりです。
それが時を経て大きくなり、
ついには明治以前から日本の財政を取り仕切っていた
大財閥系の銀行の側から業務提携を
リクエストされるに至ったのですから、
世の中というのは面白いものです。
もともと法人への貸付によって、
あらゆる業界にお金を流していた大財閥系の銀行業界が、
唯一見落としていたのが個人消費者への資金還流でした。
そこを取り仕切っていたのが消費者金融業界であったわけです。
金融ビックバンや貸金業法の改正など、
様々な要因を背景として、
一気に消費者金融業者を子会社化したメガバンクですが、
これによって、
個人消費大国日本に新たな影響力を及ぼそうとしています。
何だか大げさな話にそれてしまいましたが、
このような業界の大きなうねりのなかで、
消費者金融は、
かつてのような横暴な取りたてや、
高金利のイメージとはかけ離れつつあります。
今や、債権回収にコストを支払うことなく、
個人消費にお金を回してシステマティックに収益を上げる堅実な金融機関
へと赴きを変えつつあるのです。
このように姿を変えた消費者金融ですが、
利用に当たっては幾ばくかの注意点があり、
それを踏まえたうえで、
消費者金融と上手に付き合っていこう!
と提案するのが本サイトの目的であり、
ここで紹介している大手消費者金融は
安心しておすすめすることのできる
たいへん優良な会社なのです。
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